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紅葉シーズンを迎え、観光客が増えている嵐山で、地域住民の不便を緩和するための試験的な取り組みが行われています。
今月18日から始まった住民専用の乗り合いタクシーは、地域の人が無料で利用でき、10ヵ所の停留所をつなぐ周回コースを1時間に3周します。嵐山のメインストリート、長辻通では、交通渋滞や歩行者への安全性を考慮して、土日祝日の日中を北行き一方通行にしています。さらに秋の行楽シーズンには、平日にも交通規制が適用されるため、地域住民が利用する南行きのバスが利用できなくなるなどの懸念を払しょくしようと、嵯峨自治連合会や嵐山商店街、嵐山保勝会が主体となって初めて乗り合いタクシーを実施することになりました。
タクシーの定員は9人で、今月29日までの平日限定で午前9時から午後3時まで運行し、費用は地元の商店街と京都市がそれぞれ25万円を負担しています。
【声】嵐山商店街 石川惠介 会長
「本当に住民のためになるのかまだわからない中で、試験的に導入しています」