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紛争や環境問題など、世界のフォトジャーナリストが撮影した作品を紹介する世界報道写真展が、11月30日から京都市中京区の京都新聞ビルで開かれます。世界報道写真展は、国際的な報道写真コンテストの入賞作品を紹介するもので、日本での開催は3年ぶりとなります。京都新聞ビル地下1階にある印刷工場跡の会場には、紛争や気候変動、国境問題や病などをテーマに、世界各地のフォトジャーナリストが撮影した作品32点が展示されています。「今年の写真」に選ばれたガザのパレスチナ人フォトジャーナリストの作品は、イスラエルのミサイル攻撃で死亡した姪の遺体を抱きしめる女性の姿が、静寂と深い悲しみと共にファインダーに収められています。世界報道写真展は12月29日まで開かれます。