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年末に行われたウインターカップ全国高校バスケットボール選手権大会の京都勢の戦いをご覧ください。
大会3連覇がかかる女子の京都精華学園高校は、決勝で、公式戦で唯一敗れた熊本の慶誠高校と対戦しました。
試合序盤、京都精華は191センチのユサフを中心に得点を重ますが、慶誠も巧みな攻撃で応戦し、京都精華の3点リードで最終第4クウォーターに入ります。
すると残り51秒で・・・慶誠に3ポイントを決められ、2点差に詰め寄られます。
しかし、絶対女王の京都精華から値千金のプレーが飛び出します。
土壇場で2年の坂口が日本一をたぐり寄せる3ポイントを決めます。
このままリードを守り切った京都精華が史上2校目の大会3連覇、夏のインターハイ、U18トップリーグと合わせて、高校3冠を2年連続で達成しました。
【声】京都精華学園高校 林咲良 キャプテン
「こうやって最後の1年間キャプテンをさせてもらって、優勝という形で終われたことが本当に嬉しいです。
自分は中学の頃から6年間京都精華でプレーしてきたんですけど、すごく濃くてずっと怒られていたり、泣いたり落ち込んだりして、試合も出られない時間帯も多かったんですけど、こうやって最後まで良い形で終われたのと、楽しく笑ってずっといられたのでチームメイトには、すごく感謝したいですし、すごく濃かった6年間でした」
全員「せーの!3連覇!」
世代を代表する司令塔・瀬川琉久を擁する男子の東山高校は、準決勝で福岡大附属大濠高校と対戦、インターハイとの2冠をかけて挑んだ東山ですが、エース瀬川が相手の徹底マークを受けます。
すると徐々に相手にリードを許す苦しい展開となります。
この状況で東山の瀬川が魅せ、最後まで懸命にシュートを打ち続けた東山ですが、ベスト4で大会を終えました。
【声】東山高校 瀬川琉久 キャプテン
「できることを精一杯表現できずに終わってしまって、本当に悔しいです。
(海外遠征などで)チームを離れた期間が、3か月ぐらいあったんですけど、自分が帰ってきた時にはみんなが一人ひとり成長していて、本当に素晴らしいチームメイトに恵まれたと思いますし、本当に感謝しかないです」