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暮らしに欠かせない道具の100年の変化を実物の展示品で振り返る企画展が木津川市で行われています。木津川市の府立山城郷土資料館では、明治時代の道具から平成のはじめ頃のおよそ100年間にわたる暮らしの道具の移り変わりを目にすることができます。家庭に電気・ガスが来なかった時代の木の冷蔵庫は、上の棚に氷を入れ、下の棚の食べ物を冷やしました。白黒テレビは1959年、当時の皇太子殿下のご成婚パレードで普及し、カラーテレビは1964年の東京オリンピックでお茶の間に広がりました。小学3年生になると社会科の授業で生活道具について学びますが、展示を企画した山城郷土資料館では、教科書からの学びをこの展示で、さらに深めてほしいと話しています。この企画展は、3月20日まで開催されています。月曜日は、原則、休館日です。