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全国男子駅伝 京都チームは今年22年ぶりの表彰台を狙う!

2025年1月17日 18:30

天皇盃第30回全国男子駅伝があさって
広島市平和記念公園前をスタート・ゴールにして全48キロで行われ、各チームは中学生から社会人まで7人のランナーでたすきをつなぎます。
おととしは6位、去年4位の京都チームが、ことし22年ぶりの表彰台を狙います。

【声】京都チーム 中井祥太 監督(京都外大西高)
「中高生ともまた一般も非常に力がある選手が集まりましたので、昨年以上の結果を求めてやるということで、うまくチーム編成ができたかなと思います!」

監督が自信をのぞかせる今大会の京都チーム。
中学生区間(2区・6区)には3人がエントリーしています。
去年11月に行われた全国中学駅伝の京都府予選会では、藤森中の1区で出場し、区間賞の走りを見せた小早川駿也選手。
3000mで全国上位の記録(8分38秒86)を持ち、ラストスパートが強みという太秦中の西川晴貴選手。
同じく3000mで最近記録(8分41秒98)を伸ばし、積極的なレース展開ができるという
東輝中の長瀬礼選手。
普段はライバルとして戦う3人が、今回は同じチームで戦います。
この日、ロードでの感覚を養うために、舗装された道路をランニングした3人。

【声】京都チーム 小早川駿也選手(藤森中)
「きつかったです。
でも楽しくできたんで良かったです」

【声】京都チーム 長瀬礼選手(東輝中)
「京都で一緒に戦っているメンバーなので、一緒に練習できる機会は少ないので楽しいです」

【声】京都チーム 西川晴貴選手(太秦中)
「僕いつも一人で練習しているんですけど、みんなと練習できて楽しいです。
きつい練習を乗り越えられるのも仲間がいるから」

3人にとっては、京都チームのメンバーとして頑張れる理由が他にもあります。

【声】京都チーム 長瀬礼選手(東輝中)
「このジャージを着たら本当に京都チームになったという実感がわいて、中学校3年間憧れていたジャージなのでうれしいです」

【声】京都チーム 西川晴貴選手(太秦中)
「うれしいです。
選ばれたものしか着られない強者感があります」

中学世代、京都を背負う覚悟は万全のようです!!

【声】3人「中学世代がんばるぞ!!

高校生区間(1区・4区・5区)には、4人の選手がエントリーしています。
注目は洛南高の三宅悠斗選手です。
20歳以下の日本陸上選手権5000mでは7位入賞、12月に行われた全国高校駅伝では、4区で11人を抜き、区間2位の走りをみせました。
勢いそのままに全国男子駅伝に挑みます。

【声】京都チーム 三宅悠斗選手(洛南高3年)
「自分は下りが得意で、スピードに乗ったらどんどん行けると思うので、そこが強みだと思います」

チームは1月5日と6日に広島で試走合宿を行いました。
三宅選手は出場が想定される5区を走り、手ごたえを感じたと言います。

【声】京都チーム 三宅悠斗選手(洛南高3年)
「コースを見て、ポイントやどこで仕掛ければいいかをしっかり把握することができました」

広島県出身の三宅選手は、中学時代には広島チームでメンバー入りしていましたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となり、出場が叶いませんでした。
だからこそ抱く特別な思いがあります。

【声】京都チーム 三宅悠斗選手(洛南高3年)
「広島には自分を支えてくださった方がたくさんいるので、その方々にも恩返しできるような走りがしたい」

このほか、唯一2年連続エントリーとなったのは、洛南高の井上朋哉選手。
前回は、1区で6位と健闘し、今年も期待がかかります。
そして全国高校駅伝京都予選会で、京都外大西高の3区を任され、区間賞に輝いた藤本陸選手。
さらに京田辺市出身で洛南高の橋本颯人選手がエントリーしています。
橋本選手は、中学2年と3年の2回、京都チームに招集されながら、大会が中止となったため
京都代表として走ることを心待ちにしています。

【声】京都チーム 橋本颯人選手(洛南高)
「社会人と駅伝をひとつのタスキでつなぐことは中々ないので、チーム一丸となって頑張っていければな」

大学生を含む社会人区間(3区・7区)には、2年前にアンカーを務め、京都チームの6位入賞に大きく貢献した西研人選手(大阪ガス)や、箱根駅伝経験者ら3人が名を連ね、盤石の布陣で挑みます。
全国男子駅伝は、いよいよ19日、午後0時半、号砲です!!

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