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京都・大原を拠点に四季の風景や動植物を描き続け、「画仙人」と称された画家・小松均さんの作品を集めた展覧会が京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで開かれています。小松さんは1902年1月19日に山形県で生まれ1927年から現在の左京区大原に住み、写実をベースにした水墨画表現で独自の境地を見出しました。また自給自足の生活ぶりなどから「画仙人」とも呼ばれた文化功労者です。会場には、大原の四季や大原女といった身近な人物をはじめ、多彩な生き物や植物などを題材にした作品およそ90点が並んでいます。代表作「大原風景」は繊細な書き込みを積み重ねる筆遣いで素朴さと大地の力強さを見る人に感じさせます。小松均展は、2月3日まで、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで開かれています。