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ネコをモチーフにした伝統工芸品を集めた販売イベントが、京都市左京区のみやこめっせで開かれています。このイベント「にゃんと工芸」は、身近なデザインを通じて、伝統工芸に関心を持ってもらおうと、京都伝統産業ミュージアムが企画したものです。4回目となる今回は市内35の事業者が参加し、ミュージアムショップの一角にはおよそ500点の商品が集まりました。ネコがあしらわれた西陣織や京友禅の着物をはじめ、最古の郷土玩具ともいわれる伏見人形や、今回初出品の左京区「陶都窯」などが手掛けた表情豊かなネコの置物が来場者を出迎えます。それに錺金具や清水焼、和ろうそくといった技術を生かした品々が並び、ネコ愛にあふれた空間が来場者を包みます。「にゃんと工芸」は2月28日まで行われ、売上金の一部は「京都動物愛護センター」に寄付されます。