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1月19日、全国都道府県対抗男子駅伝が広島で行われ、京都チームは8位入賞と健闘しました。
広島市平和記念公園をスタート・ゴールにして、7区間48キロで行われる全国男子駅伝。
京都の1区を走るのは石川県出身で洛南高校3年の井上朋哉です。
2年連続で1区を走ることになった井上は、「京都の入賞に貢献したい」と話していた通り、
序盤から積極的な走りを見せます。
入賞圏内の7位でタスキをつなぐと、2区・藤森中学校3年の小早川駿也が順位を2つあげます。
全国のトップランナーが終結する3区では、激戦の中、洛南高校出身で中央大学1年の並川颯太が粘り、続く4区・洛南高校3年の橋本颯人も踏ん張りますが、京都は一時16位まで順位を落とします。
京都の5区を担ったのは、広島県出身で洛南高校3年の三宅悠斗です。
地元広島の恩師らに「恩返しができる走りをしたい」と話していた三宅は、区間1位・長野と2位の千葉が新記録を更新するハイレベルな戦いの中、区間3位の走りで順位を6つ押し上げます。
【声】京都チーム 5区 洛南高校 三宅悠斗選手(3年)
「ずっと走りたかった大会なので苦しかったけど、とてもうれしくて楽しかった8.5キロ、駅伝をかみしめながら走りました」
6区・東輝中学校3年の長瀬礼は、8位入賞を射程圏内にとらえた京都の勢いをそのままに、7区・アンカーで社会人ランナーのキャプテン・西研人にタスキをつなぎます。
山城高校出身の西は、おととし初めて京都のアンカーをつとめ、6位入賞に大きく貢献しています。
長野県が圧倒的な強さで4連覇を達成する中、入賞争いは、し烈を極めていました。
【声】京都チーム 大阪ガス 西研人選手
「もしかしたら個人のレースだったら離れていたかもしれないが、(京都は)3年連続入賞を目指していたので、ここは絶対離れられないなという気持ちで普段以上の力が出ました」
順位を2つあげた西は、最後の力を振り絞り、京都の3年連続の入賞を決めました。
「西君 大仕事!
やった、やった、やった」
【声】京都チーム 大阪ガス 西研人選手
「各世代のみんなと力を合わせて走るのは、すごく楽しく走れました。
うまく走れなかった人は、次の人がうまく走ってカバーしたりして、良い駅伝ができたかなと思います」
「入賞 やったぞ!!
おーー!!」