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過去4番目の少なさ 去年の府内交通事故死死者52人

2025年1月22日 18:31

京都府内の去年1年間の交通事故の発生件数は、前の年よりも322件少ない3745件で、死者数は、7人少ない52人だったことがわかりました。京都府警のまとめによりますと、去年1年間に府内で起きた交通事故の発生件数は、速報値で3745件と、前の年と比べて322件少なく、亡くなった人数は、7人少ない52人となりました。これは、統計を取り始めた1948年以降で4番目の少なさです。府警は、これまでの交通事故の発生状況や原因を分析して、日時や場所を絞って街頭活動などを続けたことが減少につながったとみています。地域別の死亡事故件数では、京都市や山城地域が減少したものの、南丹で5件増の8件、中丹で1件増の7件となりました。一方で、亡くなった人のうち65歳以上の高齢者が29人と半分以上を占めていて、何らかの理由で路上に横たわっていたり座っていたりしていた人が目立ったということです。ことしは、すでに3人が交通事故で亡くなっています。

【声】京都府警本部 交通戦略室 片山隆史 室長補佐
「特に、高齢歩行者の死者が増えている状況にあります。高齢歩行者の交通事故に関しては、高齢者の自宅近くの身近な場所で交通事故にあっている現状があるので、歩行者は、横断歩道などの安全施設を利用してもらう。ドライバーはそういった現状を認識して速度をおさえてもらう安全確認の徹底をお願いしたい」

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