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国スポ・フィギュアスケート 京都が少年男子・女子で初のアベック優勝!

2025年1月31日 19:00

1月26日から国民スポーツ大会の冬季大会が西日本では初めて岡山県で開かれ、フィギュアスケートは倉敷市で開催されました。
各種別1都道府県1チーム2人で、2人の総合成績の合計で順位を決定する団体競技です。
京都は、木下アカデミーの選手中心に大活躍しました。

少年男子では、直前のインターハイ4位の森本涼雅が登場。
ショートプログラム12位でしたが、フリーでは、落ち着いてダブルアクセルから入り、続く重要なジャンプ、3連続ルッツ・トゥループを成功させます。
「全体的に良いジャンプができた」とフリーを4位で終え、トータルで5位でした。
今シーズン、ジュニアグランプリシリーズ初出場でファイナル進出した高橋星名は、ショートプログラム2位で通過、誕生日を迎えた日のフリーでは「今シーズン試合で練習通りにできなかった中、今回できたことに満足でした」と、トリプルアクセル、ダブルトゥループなど、ポイントを重ねます。
高橋は、フリーそしてトータルでも2位となり、京都チームとしては、少年男子で32年ぶり3回目の総合優勝を果たしました。

【声】京都チーム 高橋星名選手
「ちょっと緊張もしたんですけど、最後まで楽しめたので良かったです」

【声】京都チーム 森本涼雅選手
「ほんとに(高橋)星名くんにおんぶにだっこ状態だったんですけど、京都として優勝することができて本当に嬉しいです」

少年女子は、ジュニア女王の島田真央が欠場となったため、代わりに山田恵が出場しました。
ショートプログラム3位、フリーでは「ルッツ・トゥループに課題がありながらも、年明け初めての試合としてはまずまずで、楽しめた」と、フリーを3位で終え、トータルでは4位となりました。
今シーズン、北海道から宇治に拠点を移し、全日本選手権にも初出場した岡万佑子。
ショートプログラム2位で迎えたフリーでは、今シーズンから挑戦しているトリプルアクセルは徐々に成長しているということで、ジャンプはミスが続きますが、スピンは落ち着いてポイントを重ね、フリーは4位、トータルで2位となりました。
これで京都チームは、少年女子で2年連続の総合優勝を果たし、男女アベック優勝は初めてということです。

【声】(ふたりで)「やったで、京都!」

また成年女子では、京都から全日本選手権4位で3月に世界選手権を控える千葉百音が登場。
全日本のあと、スケート靴を新調し、「まだ馴染んでいない」というものの、「ジャンプ一つ一つ決めることができた」といい、ショートプログラム3位、フリーは2位で演技を終えました。
グランプリファイナル5位の吉田陽菜が欠場となったため、急遽出場となった同志社大学の前野百花は、スケート靴を変えてジャンプの練習ができず、フリップで失敗するものの、うまくまとめ上げ、トータル17位。京都チームとしては4位入賞です。

成年男子は、前川裕士と彦阪昇吾が出場し、京都は8位入賞でした。

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