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16,000人あまりのランナーが早春の都大路を駆け抜ける京都マラソンが16日に行われました。スタート地点のたけびしスタジアム京都を35の国と地域、それに全都道府県のランナーが京都市・松井市長の号砲で都大路に駆け出しました。スタート時刻、午前9時の京都市内は気温7度、風もほとんどないコンディションとなりました。正式な参加者は16,774人でした。左京区の京都府立植物園の特設舞台では、祇園甲部の芸舞妓が、三味線や笛などで人気の長唄「供奴」を演奏し京都らしい盛り上げを行いました。ランナーたちは、足を止めて芸舞妓と一緒に写真を撮ったり、飴を直接もらったりと京都らしいおもてなしに元気づけられていました。マラソン男子の部は京都市の森井勇磨選手がロングスパートして独走態勢となり、2時間16分19秒で連覇を果たしました。一方、女子は京都市の廣川風佳選手が2時間45分9秒の大会最高記録でこちらも連覇を飾りました。KBS京都テレビではレース当日、午後9時からダイジェスト番組をお送りします。