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2月22日、サッカーJ1の京都サンガは、昨シーズン13位だった浦和とのホーム開幕戦を迎えます。
今シーズン、タイトルを目指す意気込みを取材しました。
J1、4シーズン連続の挑戦となったサンガは、先週のアウェー開幕戦で、J1初挑戦となる岡山相手に試合の序盤は圧倒します。
しかし決めきれずに、逆に相手に先制点を奪われると、その後はサンガスタイルを発揮できずに
0対2で敗れました。
【声】京都サンガ チョウ監督
「(勝ち点を取れなかったことは)我々にとっては、最悪のスタートだけど、全員でまとまってこの状況を跳ね返す」
決意を新たにした選手らは、この日、改めてやるべきことを整理しました。
見直したのは、選手同士の「距離感」。
自分たちのサッカーが崩されても、常に距離感を保てるように意識し、さらに次節に向けた戦術的な修正も加えた練習が行われました。
ホーム開幕戦で迎え撃つのは、今シーズン大型補強を行い、優勝候補の1つと目される浦和です。
守で重要なポジションとなるアンカーを担う福岡選手は、「いかに前から相手をはめて、奪って攻撃できるかが浦和戦に勝利するカギ」と話します。
【声】京都サンガ MF 10 福岡慎平選手(24)
「京都の3枚が中盤制圧しないともちろん勝てないので、落ち着かせるところと早く締めるところを分けながら、まずそういったところを意識してやりたい。
(ホーム)開幕戦で勢い付けるように準備していきたい」
鹿島から新加入の須貝選手は、後半から出場した岡山戦では、持前の運動量で攻撃に絡むシーンが何度も見られました。
サンガスタイルのアクセル役として期待が高まります。
【声】京都サンガ DF 22 須貝英大選手(26)
「良いときは選手全員がアクションを起こしている。
リアクションにならずに、常にゴールに向かっていけるように、すぐにポジションをとったりいい準備をしたり、良いコミュニケーションとっている。
勝つために勝つプレーを連続して、チーム一丸となってやっていきたい」
今シーズン、10年ぶりにサンガに復帰した奥川選手は、岡山戦、後半から途中出場し、J1デビューを飾りました。
【声】京都サンガ MF 29 奥川雅也選手(28)
「とりあえず勝ちたい思いしかなかったので、正直気づいてなかったので、試合のことしか考えていなかったです」
19歳でオーストリアに渡り、その後、ヨーロッパで経験を積んだ奥川選手は、得点を取らないと評価されないヨーロッパで成果を出してきたという自負があります」
【声】京都サンガ MF 29 奥川雅也選手(28)
「どのパターンでも得点を取れる自信があるので、どんな場面がきてもゴールに向かっていくプレーができたらいいな」
華麗なドリブラーだったことから、「古都のネイマール」と呼ばれた奥川選手の10年ぶりのホームでのプレーにサポーターの期待も高まります。
【声】京都サンガ MF 29 奥川雅也選手(28)
「よくも悪くももっとドリブルするのではないかと思われている方もいると思うんですけど、経験を得たからこそ、ここはドリブルしたらダメだなとかは、前にいたときよりも考えながらやっているので、そういうプレーが好きな人には申し訳ないですけど、ゴール前での怖さが今のプレースタイルだと思っているので、そこをみてもらえたら」
タイトル奪取へ向け、ホームでの勝利を期待しています。
【声】京都サンガ チョウ監督
「自分たちの土俵に引き込めるような戦い方をして、心に火を灯させるような試合にしたい」