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「五大力さん」の名で親しまれ、紅白の巨大な鏡餅を持ち上げる恒例の「餅上げ力奉納」が23日、京都市伏見区の醍醐寺で行われました。「五大力尊仁王会」は平安時代前期の907年から醍醐寺で営まれている年間最大行事で、このうちのひとつ「餅上げ力奉納」は男性は重さ150kg、女性は重さ90kgの鏡餅を持ち上げますが、去年、4年ぶりに持ち上げる時間を競う形に戻されました。男性の部は22歳から68歳までの20人が参加し、宇治市の会社員・小松成仁さんが8分5秒で初出場・初優勝を飾りました。女性の部は、24歳から61歳までの9人が参加し、京都市下京区の会社員・勝部梓さんが8分46秒持ち上げ4回目の挑戦で悲願の初優勝を飾りました。