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保津峡沿いの景色を楽しめる嵯峨野トロッコ列車が冬の休業期間を終えて、1日、運行を再開しました。嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車は、トロッコ嵯峨駅とトロッコ亀岡駅の間のおよそ7kmで運行していて、保津峡沿いの四季折々の景色を楽しめることから、人気を集めています。冬の休業明けの1日は、コロナ禍などで縮小されていた運行開始セレモニーが6年ぶりに華々しく開かれ、乗客や鉄道ファンが集まる中、嵯峨中学校吹奏楽部の演奏が駅構内に響き渡りました。嵯峨野観光鉄道の兼藤稔常務は「たくさんのお客様に安全にそして笑顔で、嵯峨野観光鉄道トロッコ列車を、楽しんでいただけますよう社員一丸となって新しい気持ちでお客様をお迎えしたい」と語りました。午前9時2分発の1番列車は、嵯峨幼稚園の園児たちの元気な合図を受け、トロッコ亀岡駅に向かってゆっくりと動き出しました。ことしの運行は12月29日までの予定です。