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京都フィギュアスケートフェス プロスケーター・宮原知子さん登場「スケートが好きって気持ちを大切に滑り続けて欲しい」

2025年3月3日 19:00

3月1日、京都ゆかりのフィギュアスケーターが集う「京都フィギュアスケートフェスティバル」が行われました。
京都の有望な選手を広く知ってもらおうと、京都府スケート連盟の主催で行われた「京都フィギュアスケートフェスティバル」。
今シーズン、国内外で活躍した選手ら総勢32人のスケーターが集いました。
この日出場したスケーターの中で、最年少の中村佳子選手は、テレビで見たフィギュアスケーターに憧れ、4歳の時に競技を始めたといいます。
羽ばたく妖精を感じさせる可愛らしい演技で会場を魅了した中村選手に、将来の夢を伺うと-?

【声】京都アクアリーナクラブ 中村佳子選手(守山市立物部小学校2年)
Q.将来の夢は?
「オリンピックで優勝することです!」

そのオリンピックに、思いを寄せる選手もいました。
来年イタリアで行われる、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのテスト大会に、先月出場した吉田陽菜選手です。
この日は、ゴジラになりきって演技を披露、会場を盛り上げました。

木下アカデミー 吉田陽菜選手(同志社大学1年)
Q.ミラノ・コルティナ冬季五輪テスト大会で得たことは?
「実際に(オリンピックの)会場に行ってみて、自分がオリンピックに立っている姿はまだ想像はできなかったけど、本当のオリンピックという舞台の景色を自分の目で見てみたい気持ちは生まれたので、そこに向けて目の前の課題に向き合って取り組んで、それがつながればいいなと思う」

そして、「氷上の社交ダンス」とも言われるアイスダンスで会場を沸かせたのは、柴山歩選手と木村智貴選手です。
去年5月に結成したカップルの相性は、日に日に高まっているといいます。

【声】木下アカデミー 木村智貴選手(京都成章高校2年)
Qアイスダンスの魅力は?
「自分だけではなくて、相手のことも考えながら滑らないといけない競技。
難しいところもあるけど楽しい。

【声】木下アカデミー 柴山歩選手(松陰高校2年)
Q.今後の目標は?
「今年は絶対に全日本ジュニアで優勝して世界ジュニアに出場することが目標です」

【声】柴山歩選手・木村智貴選手
「あゆともカップルです!
京都のみなさん応援よろしくお願いします!」

フェスティバルの大トリを飾ったのは、2018年に行われた平昌オリンピックで4位入賞を飾るなど、世界で活躍したプロスケーター・宮原知子さん。
地元・京都で滑れることに、喜びを感じたといいます。

【声】プロスケーター 日本スケート連盟理事 宮原知子さん
「(フェスティバル参加は)2回目...かな。小学校の時に出たことがあって。
プロスケーターとしてここに戻って来られたので本当に胸が熱くなった」

現在は、日本スケート連盟の理事を務めるなど活躍の幅を広げる宮原さんは、京都の子供たちの活躍に期待を寄せています。

【声】プロスケーター 日本スケート連盟理事 宮原知子さん
「本当にみんな上手なので自分の個性を大事にして、スケートが好きって気持ちを大切に滑り続けてほしい。
いつも応援ありがとうございます。
京都にもたくさんの素晴らしいスケーターがいて、どんどん盛り上がっていけると思うので、引き続きフィギュアスケートの応援をよろしくお願いします」

夢を叶えるために努力する次世代の選手たち-。
彼らの素晴らしいパフォーマンスを見て、選手を応援したい、フィギュアスケートを始めてみたい、そんなきっかけになればと、主催した京都府スケート連盟の細川さんは言います。

【声】京都フィギュアスケートフェスティバル2025 実行委員長 細川信子さん
「実際こうやって見たら行きたいから始まると思うんです。
トップの選手たちも最初はリンクに見に行ってまわってみたいや、滑ってみたいから始まるので
そういう気持ちのきっかけになるといいなと思います」

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