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京都市内のビール醸造所と老舗蜂蜜専門店がタッグを組んで、食品ロスの削減をテーマにしたビールを作りました。3月8日の「みつばちの日」に発表されたのは、京都市上京区のビール醸造所、ウッドミルブルワリー・京都の新作ビール「アップサイクルハニーエール」です。ビールの原料のひとつとして使用するのは、品質確認用の検品サンプルとして保管されていた国産の蜂蜜で、これまで一定期間保管されたあとは廃棄されていましたが、食品ロス削減のために新たな価値を見出したアップサイクルハニーとして再活用されています。アップサイクルハニーは、京都市中京区の老舗蜂蜜専門店、金市商店が提供するもので、発表会では、ウッドミルブルワリー・京都の辻本大和代表とハニーハンターとして知られる金市商店の市川拓三郎社長が商品説明などを行いました。醸造などを担当した辻本代表は、さっぱりとした味わいとハチミツの風味を楽しんでほしいと、エコをテーマにしたコラボビールをPRしました。
【声】金市商店 市川拓三郎 社長
「ビールとしては、とても美味しいので楽しめますが、今回のテーマはアップサイクルということで、廃棄されるハチミツが救われたということを感じていただきたい」
アップサイクルハニーエールは、今月13日から販売されます。