ニュース
サッカーJ1の京都サンガは、3月9日、第5節・福岡戦に挑みましたが、ホーム初白星は飾れませんでした。
春の陽気が漂うサンガスタジアムに駆け付けたサポーターの願いはただ一つ!
【声】サンガサポーター
「ホームで勝つこと!」
「サンガにホーム初勝利届けてもらいたい。
ラファエル!ラファエル!ラファエル!」
「きょうは勝つぞ!」
今シーズン初の連勝、そしてホーム初勝利を狙うサンガは、前節からメンバー1人を変え、川崎が先発して、福岡戦に挑みました。
堅い守りの福岡に対して、サンガはボールを回してゴールを目指しました。
そして前半24分、チャンスが訪れます。
ゴールキックをハーフライン近くで受けた原が頭で前に送ると、エリアスがうまく相手をかわし、前線へと抜け出します。
グラウンダーのクロスに合わせたのは奥川。
前節、J1初ゴールを決めた奥川が、エリアスからの少し後ろにそれたパスをうまくおさめ反転。
技ありのシュートをみせますが、これは相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれます。
ホーム初勝利を願うサポーターの応援を背に、サンガは前半39分、好位置でフリーキックを得ます。
蹴るのは正確なロングボールを得意とする平戸。
その平戸が直接ゴールを狙います。
ゴール左上の隅を狙ったシュートは相手ゴールキーパーの右手で、わずかにかきだされてしまいます。
前半41分、相手に押し込まれる場面では、ピッチに立つ全員が集中力を切らさずにゴールを守ります。
後半19分にも、ピンチを迎えますが、ここもサンガの守護神・太田が好セーブでチームの危機を救います。
試合の均衡が破れたのはその直後でした。
サンガのラインコントロールが乱れた一瞬のすきをつかれ、失点してしまいます。
【声】京都サンガ MF 7 川崎颯太 キャプテン(23)
「少しオフサイドかなと思って足が止まってしまう選手は、僕を含めて何人かいましたし、ウェリントン選手が入ることによって、ターゲットが入ることはわかっていたのでもう少し
後ろと前の準備、もう少し蹴らせないようにプレッシャーをかけられたかな」
試合終了間際には、この試合初となるエリアスにチャンスが訪れますが、、、得点とはならず。
最後まで走り続けたサンガでしたが、ホーム初勝利とはなりませんでした。
【声】京都サンガ MF 7 川崎颯太 キャプテン(23)
「ここで連敗してずるずるいくか、ここでもう一回、自分たちで切り替えて、ねじ締め直して勝って切り替えるかは、去年の自分たちとは違うというところを見せないといけない。
監督が言っていたのは(5試合で勝ち点)去年5、今年も5。
ここで勝ち切れるかどうかは大事になってくる。
そういう面では次が大事だと思うし、リバウンドメンタリティでやるしかないかなと思っています」
【声】京都サンガ MF 10 福岡慎平 選手
「中盤で3人がボールをどう引き出して前進していくか、押し込んだときにどういう崩しをするかのオプションが、きょうは少なかった。
押し込めているが、そのあとがないところをチームとして改善していかないといけない」
【声】京都サンガ チョウ監督
「途中から出た選手も含めて後半スペースがあるのに、ボールを下げて取られてしまったり、前があるのに下げてボールを失うというのは、我々らしくないので、それはチーム全体で解決していかないといけないと思います。
この5試合で感じたことは、次の清水戦にぶつけていかないといけないし、もうすぐ試合が始まるのでしっかり切り替えて臨みたい」