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島津全日本室内テニス 女子シングルス、18歳の斎藤咲良選手が 初の全日本のタイトル獲得!

2025年3月17日 18:00

京都市内で2週間にわたり行われたテニスの全日本室内選手権では、3月16日、女子シングルスの決勝が行われ、新女王が誕生。
試合前には、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんがテニスクリニックを行うなど、京都でプロのテニスを間近で感じられる一日となりました。
試合に先立って、熱血指導でおなじみの元プロテニスプレーヤー・松岡修造さんがクリニックを行い、テニス部に所属する中高生にダブルスでのテクニックを伝授しました。
「テニスが好きと感じて、笑って欲しい、そして自分で考え、決断してプレーしていく感覚をつかんでもらいたい」。
そんな思いをこめた松岡さんのクリニックでは、足のスタンスや、立ち位置、ラケットの面の使い方など、実演を交えて指導が行われました。

松岡修造さん「いつもと違う、何が?]
生徒「気合い」
松岡修造さん「当たってからは?」
生徒「伸び」
松岡修造さん「ボールが生きてるんだ。テニスはここでやる。
「みんなのテニスは"ここ"でやっている」

ワンポイントのアドバイスで、どんどんコツをつかむ生徒たち。
クリニックの1時間はあっという間といった様子でした。

【声】クリニックを受けたテニス部員
「最高でした。部活では学べないことをたくさん学べた」
「ボレーなど教えてもらいたいことをたくさん教えてもらえて、とても楽しくていい時間でした。
全国選抜でもダブルスとして出るので、きょう教えてもらったボレーをやっていきたいと思います」

松岡さんから中高生へメッセージです。

【声】松岡修造さん
「テニスの良さは自分をうまく表現できるか!
入ろうが失敗しようがいつも笑顔で胸張って、中高生らしく、自分らしく戦って欲しい」

そして、いよいよ島津全日本室内選手権女子シングルスの決勝が行われ、この大会の第2シードで、18歳の斎藤咲良と第8シードの坂詰姫野が、3セットマッチで戦いました。
国際テニス連盟から「2024年の最も有望で存在感を示した才能のある選手」に選ばれ、今大会、落としたセットも1つだけという齋藤が、第1セット、先にブレイクを許し、前半は1-4と苦しい展開となります。
「このまま引いていては、勝てない」と思い、齋藤は、「先に仕掛けよう」と気持ちを切り替えたと言います。
攻めに転じると、5ゲームを連取。
逆転して、第1セットをとります。
齋藤は、試合を通じて、プレーのスタイルがディフェンスからオフェンスに切り替わっていく自分を感じたと言い、続く第2セットの第11ゲームでは、3度のゲームポイントをしのぐと、攻めの姿勢でブレークします。
続く第2セット、タイブレークにもちこまれても「自分らしく強気でいけた」という齋藤。
2年間、コーチと磨いてきたパワフルで、するどいサーブを武器にこのセットも奪い、初優勝に輝きました。

【声】齋藤咲良選手
「(優勝は)自分にとってすごく自信につながったし、来月からシーズンが始まるがいいスタートがきれたかなという風に思うのでこの大会に出場できて、優勝できてすごくうれしい」

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