３月２０日、京都サンガは、ルヴァンカップのファーストラウンド１回戦で、Ｊ３のガイナーレ鳥取と敵地で対戦しました。
サンガの若手選手が、決勝点を挙げました！
ルヴァンカップはＪ１からＪ３までの３つのリーグの垣根を越え、６０クラブの頂点を決する戦いです。
ファーストラウンドはノックアウト方式で、負けたら終わりとなる戦いです。
サンガは、Ｊ１リーグの第６節・清水戦から中３日、須貝を除く前の試合の先発メンバー１０人を入れ替えました。
ＧＫの圍は待ちに待ったサンガのデビュー戦、ケガに苦しんだ武田、福田が今シーズン初出場、そして、須貝、福田の後輩、明治大学出身のルーキー永田がプロデビュー戦となりました。
前半からサンガは格の違いを見せつけ、ガイナーレ鳥取ゴールに襲いかかります。
前半１８分、コーナーキックのチャンス作ります。
こぼれてきたボールを中野が右足でネットに突き刺しました。
先日、「ことしからチームの中心になれるように頑張りたい」と語った中野のうれしいプロ初ゴールでサンガが先制します！
その後もサンガは決定機を何度も作ります。
後半１１分、須貝の絶妙なクロスも・・・コスタが決めきれません。
流れを変えたのは交代選手でした。
後半２１分、長沢に代えエリアス、武田に代え福岡を投入します。
すると５分後、この２人がセットプレーで相手ゴールをこじ開けます。
福岡が倒され、ＦＫを獲得。
「キッカーは、もちろん自分だ！」と言わんばかりに福岡が務めます！
福岡のボールをエリアスが、うまく頭で合わせました。
これで２対０。
サンガは、鳥取に詰めかけた６００人を超えるサポーターが見守る中、ルヴァンカップの初戦を見事突破しました。

【声】京都サンガ　プロ初ゴールの中野瑠馬選手（２２）
初ゴールは？
「あまりＪ１リーグ戦で出場機会がない中で、この一戦は自分にとって非常に大切になると思っていた。
まずはゴールという形で点が取れて良かった」
ゴールの瞬間は？
「振り抜こうかと思ったが、案外（前が）空いていたので、（コースを狙って）インサイドキックで流し込みました」
今後は？
「試合に出ようが出まいが、やり続けることが今後につながっていく。
一喜一憂せず毎日トレーニングしていきたい」