４月から新しい門出をむかえる中学３年生にとって、最後のラグビーのフレンドリーマッチが開催されました。
今大会で６回目の開催となる「東寺ハウジングマッチ」、中学３年生を対象に京都府内外のクラブチーム、１０チームが集まり、東軍・西軍に分かれて戦います。

【声】東寺ハウジング　古田彰男 代表取締役
「きのうまでのライバルチームが、きょう、こうして仲間となって一緒にプレーする。
一生涯の友として、この東寺ハウジングマッチを忘れない良い思い出にしていただければと思います」

いよいよキックオフ！試合が始まります。
中学生の試合は通常１２人制ですが、この試合は、高校での試合を見据えて１５人制で行われました。
フレンドリーマッチながらも試合になれば真剣勝負、激しいタックルや華麗なステップが飛び出します。
黄色の東軍が自慢の快足バックスでトライを挙げれば、ピンクの西軍はフォワードがパワーで押し込み、トライを決めます。

【西軍】
「外に外にどんどん回していこう。
走るラグビーしよう。
しんどいけどそこを苦労した分、後の見返りがデカいからＯＫ？
楽しんでいきましょう」

普段は別々のチームですが、中学最後の試合となるこの日、ワンチームとなり共に楕円球を追いかけ、これまで練習してきた成果を存分に発揮しました。

【声】参加した選手
「１５人制で今までとは違うやり方だったり、戦術だったりして経験になったので、これを生かして高校でも頑張ります！」
「中学３年間ずっとやってきた仲間と離れるので、今度会う時は花園で集まろうかと話しています」

【声】東軍　山下瑠心 キャプテン
「高校は京都工学院高校に行きます。
みんなが憧れる人間としてもラグビーのプレーヤーとしても、憧れられるようなプレーヤーになりたいと思います」

【声】西軍　小宮山大翔 キャプテン
「今までライバル同士だったチームと仲間として、一緒に力を合わせて戦ってやったことが無いポジションにも、挑戦することができてとても充実した一日になりました」
（両親へのメッセージ）
「今まで美味しいご飯を作ってくれたり、テーピングを巻いてくれたり、試合に送ってくれたり、様々なサポートをしてくれて、ありがとうございました」

（みんなで）「ラグビー、最高！」