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琵琶湖疏水の桜を舟の上から楽しむことができる春の風物詩「岡崎さくら回廊十石舟」の運航が、ことしも始まっています。「岡崎さくら回廊十石舟めぐり」は、京都市や京都府旅行業協同組合などでつくる実行委員会が開催していて、南禅寺舟溜りと夷川ダムの間の往復およそ3kmの琵琶湖疏水を舟でめぐる岡崎エリアの春の風物詩となっています。運航ルートの疏水沿いには、ソメイヨシノやヤマザクラなどおよそ300本が植えられていて、舟は25分かけてゆっくりと進んでいきます。30日朝の京都市内の最低気温は5.8度と平年よりも冷え込み、桜はまだ3分咲きほどで多くがつぼみの状態ですが、乗客は、舟から見上げる疏水沿いの景色を写真に撮るなどして、ゆったりと楽しんでいました。この「岡崎さくら回廊十石舟めぐり」は、4月13日までの毎日、午前9時半から午後4時半まで15分間隔で運航されます。