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琵琶湖の水を水道の水源としている京都市は、毎年、2億3000万円の「感謝金」を支払うことで滋賀県と合意し、契約を結びました。2日、京都市左京区の琵琶湖疏水記念館で契約締結式が行われ、京都市の松井市長と滋賀県の三日月知事が契約書に署名しました。琵琶湖の水は、疏水を通じて京都市内に流れ、市内の水道水の99%を賄っています。京都市は、1914年(大正3年)から「水利使用料」として滋賀県に年1600円の支払いを始めました。国の通達で使用料が不要になった後も、京都市は相当額を寄付金として払い、終戦後の1947年からは「琵琶湖疏水感謝金」として、毎年、滋賀県に「感謝金」を支払っています。おおむね10年おきに「感謝金」の金額を見直していて、「感謝金」には、水道を使う京都市民のお礼の気持ちが込められているということです。「感謝金」に算定基準はないということですが、算定は「琵琶湖疏水に関する契約」に基づいて行われ、今回も物価状況や社会情勢をもとに双方で金額を去年末まで話し合い、10年前の契約と同額の年2億3000万円で合意・更新しました。
【声】松井孝治 京都市長
「我々の日常の生活、産業、文化、いろんな面で琵琶湖の水に感謝しております。水のご縁を大切にしていきたいという思いがますます膨らみました」
【声】三日月大造 滋賀県知事
「さまざまな面で(京都市と)のつながり、水を通じて疏水を通じて再確認する契機になると思っています」