あさってから始まる「春の全国交通安全運動」を前に、京都市内の公園では、スタート式が開かれました。警察は、自転車の交通ルールを守るよう呼びかけています。京都市下京区の梅小路公園で開かれたスタート式には、府や警察、交通安全協会などの関係者が集まりました。式には、府の文化観光大使で、落語家の桂南光さんが出席し、手のひらと顔を車の運転手に向けながら横断歩道を渡る、「合図横断」をするよう呼びかけたほか、警察音楽隊による演奏が披露されました。このほか、京都府警に去年3月発足した、自転車に乗りながら電動キックボードや自転車の違反を取り締まる、「自転車取締小隊」の新しい制服も公開されました。制服は、外国人観光客に警察と認識してもらうため、ヨーロッパの自転車取締隊の警察を参考に、黄色を基調としたデザインになっています。

【声】自転車取締小隊 石原直紀 隊長
「自転車の交通ルールは、安全教育がまだまだ行き届いてないので、私たちの指導や取り締まりで多くの人に交通ルールを守っていただきたい」

「自転車取締小隊」は、きょうから新しい制服で活動に当たります。