サッカーＪ１の京都サンガは、４月６日、アウェーでリーグ首位の鹿島と戦い、歴史的な逆転勝利をおさめました。
サンガがアウェーで鹿島に勝利するのは史上初めてです。
２０２３年１０月からホームでは連続２７試合負けなしというＪ１記録を更新中の鹿島相手に、サンガは難攻不落の地で勝利を届けてくれるのか？
試合は序盤から鹿島にペースを握られ、リーグ得点王のレオ・セアラに先制点を献上します。
さらに、次もレオ・セアラ。
前半、相手プレスに苦しんだサンガは先手を切ります。
後半メンバーを入れ替え、ボールを動かせるようになると早速チャンスが訪れます。
後半１６分、途中出場の福田から原への縦パスが通ると、中央のエリアスへ。
そして平戸がシュート、はじいたところを奥川がねじ込みました。
サンガの反撃はここからでした。
怪我から復帰したトゥーリオは、交代直後にこのロングシュート。
惜しくもはずれますが、チームに勢いをもたらします。
すると後半３５分、須貝が左サイドを駆け上がった原へパス。
切り返してクロスを上げた先にはエリアス！！
２対２に追いつき、試合を振り出しに戻します。
さらにその２分後、再び左サイドをくずし、今度は須貝からエリアスへ。
エリアスの2発目のゴールで試合をひっくり返します。
このまま逃げ切りたいサンガでしたが、後半アディショナルタイム、相手のミドルシュートで再び同点とされます。
やはり、「難攻不落なのか、、、」と諦めた選手は誰もいませんでした。
自陣からボールを奪うとトゥーリオ、コスタとつなぎ、中央の原へ。
４対の３の場面、サンガが誇るフォワード陣が並ぶ中、誰を使うのか？
原の選択は、、、、、、、エリアス！！
左足を振りぬき、ネットに突き刺すと、試合を決しました。
エリアスはハットトリックを達成、サンガは史上初めて、アウェー鹿島戦で勝利し、相手のホーム無敗記録も２７でストップするという歴史的な一日となりました。