12日朝、ＪＲ京都駅の在来線ホームで不審物が見つかり、京都駅を発着する電車のダイヤが乱れました。現在は、運転を再開しています。12日午前6時50分ごろ、ＪＲ京都駅の東海道本線のホームで駅員が不審物を見つけました。警察やＪＲ西日本によりますと、不審物は発砲スチロールの箱状のもので、全体が黄色っぽいビニールテープで巻かれ、ホーム中央付近で見つかりました。警察が、不審物を回収し箱の中身を調べたところ、外国製の菓子とみられる物などが入っていることが分かりました。ＪＲ西日本はホームや改札を約2時間封鎖し、改札の外には運転再開を待つ人であふれました。午前9時、安全が確認できたとして規制を解除し、京都駅発着のＪＲ各線で運転を再開させました。駅利用者は「ホームに爆弾があるかもしれないと警察の方が言ったので、皆ホームから出て、改札の外へ出た感じ」「この時間は職場にいる予定だったので予定が狂った。ここまで全線止まることはあまりない」と語りました。ＪＲ西日本によりますと、ＪＲの各線であわせて110本が運休するなどし、約7万6,000人に影響が出ました。