サッカーＪ１の京都サンガは、４月１２日、ホーム・湘南戦で、頼れるキャプテンが決めてくれました。
公式戦６試合負けなしと好調のサンガですが、今節の相手はここ３シーズン・ホームで負けている湘南ベルマーレとの一戦です。
そんな難敵に前半１４分、ピンチをむかえます。
相手のロングボールから左サイドを一気に攻め込まれ、シュートを許します。
ここは開幕から全試合ゴールを守り続けるサンガの守護神・太田がビッグセーブを見せます。
さらに前半２８分、サンガのディフェンダー・宮本から、キーパー太田へのパスが中途半端になったところを対応され、中央から無人のゴールにシュートを狙われます。
絶対絶命のピンチをむかえましたが、ボールはクロスバー直撃、相手のミスに助けられます。
両チーム無得点でむかえた前半４０分、サンガにチャンスが訪れます。
右サイドでボールをキープしたエリアスから須貝へ、須貝からのクロスに合わせたのは川崎！
頼れるキャプテンが、かつてチームメイト、湘南のキーパー上福元が守るゴールを破り、今シーズン初得点を挙げます。
サンガの前半のシュートは２本のみ、少ないチャンスをものにしてリードを奪います。
追加点を奪いたいサンガは、後半１８分、この試合を通じて初めてのコーナーキックのチャンスを得ます。
平戸からのコーナーキックを原が収めてゴールを狙いますが、これは相手ディフェンスがブロック、こぼれ球を拾ったサンガは、左サイドでパスを繋ぎ、エリアスから再び中央の原へ、こぼれ球に走りこんだのは、またも川崎！
キャプテン川崎のプロ初の１試合複数得点で、難敵・湘南を撃破し、公式戦３連勝となりました。

【声】京都サンガ　川崎颯太選手
「３点狙っていたので、まだまだ満足できないかなと思います。
去年 ホームで全然勝てなかったので、今年はホームで絶対負けちゃいけない。
絶対に勝ってみんなと喜びたいという気持ちが、モチベーションに繋がっていると思う。
本当に皆さんの応援が力になっていると思います。
みなさんでスタジアムで喜び合いましょう！」