京都銀行が向日市で建設を進めていた新店舗が業務を開始しました。向日市の京都銀行向日町支店・東向日町支店では、テープカットが行われ、関係者が開業を祝いました。テープカットに先立ち行われた開店式では、安井幹也頭取が「向日市は、歴史も将来性もある地域。施設を活用して顧客の要望に応えてほしい」と訓示しました。新店舗ビルは3階建てで、2階には窓口のほか、ロビーや相談スペースが広くとられ、顧客からの多様な相談にこたえます。建物の外壁や屋根には、太陽電池パネルを備え、エネルギー収支を実質ゼロとする認証の取得を目指すなど環境に配慮した作りとなっています。京都銀行は、京都府やJR西日本などと、おととし、脱炭素技術に関連する企業などを向日市周辺地域に集める「ZET-Valley」構想に関する協定を結んでいます。協定に基づいた拠点整備の第一弾として、3階には、京都府が設置する施設、「ZET-BASE KYOTO」が入居し、脱炭素関連のベンチャー企業の支援にあたります。