サッカーＪ１の京都サンガF.C.が、ついにクラブ史上初となるＪ１首位に浮上しました！
４月１９日のアルビレックス新潟とのアウェイ戦、勝てばクラブ史上初のＪ１リーグ暫定首位となる一戦です。
しかし、訪れたのはピンチからでした。
前半１６分、福岡のファールにより、相手にＰＫのチャンスを与えてしまいます。
今シーズン、リーグ戦初先発となったク ソンユンが迎え撃ちますが、ここは止めきれず、相手に先制を許します。
巻き返しを図りたい前半２６分に米本がシュート！
エリアスからのパスに合わせ、シュートを放ちますが、相手ディフェンスに防がれ、反撃とはならず、１点ビハインドのまま前半を終えます。
後半から、川崎・須貝を投入したサンガ。
反撃の狼煙をあげたのは、またもこの選手でした。
後半２８分、原から放たれた浮き球をゴールに押し込んだのは、エリアス！
相手ディフェンスに競り勝ち、蹴りこんだシュートは、今シーズン８得点目のゴールとなり、同点に追いつきます。
今季のサンガは、後半に強い！
待望の同点ゴールにサポーターのボルテージも高まっていきます。
そして 待ち望んだそのときが訪れます。
後半４１分、ルーズボールを流し込んだのは奥川です。
この日、途中交代の出場となった奥川が、いち早くルーズボールに反応し、キーパーの股を抜く技ありのシュートで逆転ゴールを叩き込みました。

【声】京都サンガ　ＭＦ　２９　奥川雅也（２９）
「裏に抜けたときに相手の選手が体勢崩していたので、もしかしていけるかなと思い、いったら
キーパーも判断に迷いがあって、空いているところが股しかなかったというのもありましたけど、うまいこといって良かったなと思います」

その後、リードを守り抜いたサンガは、２対１で勝利し、暫定順位が首位となる歴史的勝利をつかみ取りました。

【声】京都サンガ　ＭＦ　２９　奥川雅也（２９）
「僕たちの最近の試合を見ていると、後半に点を取れているので、１点先制されても、ハーフタイムのときに途中から出る選手とか、先発で出ている選手が逆転できるっていう自負があったので、それがたまたま僕のところにボールが来たっていうだけで、代わって出た選手もいいプレーしましたし、それが結果につながったかなって思います。
今１位ですか！？
チームとして順位のことは気にせずっていうのは、今年はやってきているので、それがこうやって順位に慢心せずというか、順位はまだ考えず、最終的にいい景色が見られたらいいなと思っているので、引き続きチーム一丸となって、頑張っていきたいなって思います」