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江戸時代から、公家などが祝いごとの際に贈り合ったおめでたい人形「御所人形」の展覧会が、精華町でおこなわれています。京都府立けいはんな記念公園のギャラリー「月の庭」で行われている御所人形の展覧会では、日本人形の中でも最も格式が高く最上のものとされるふくよかで健康的な子どもの姿を映した御所人形が展示されています。江戸時代から、宮中や公家をはじめ、将軍家、大名家などで様々な祝いごとの際に贈り合ったり宮中に参上した際にプレゼントされた由緒ある人形です。展示されている御所人形は、十二世・伊東久重さんと長男・庄五郎さんによる作品で、およそ300年にわたって継承されてきた一子相伝の技によるものです。御所人形展は、5月18日までけいはんな記念公園ギャラリー「月の庭」で開かれています。