経験をカタチに
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今回のゲストは、柴田敦巨さんです
株式会社michiteku猫舌堂のブランドマネージャーで看護師をされておられます
40歳のときに耳下腺腺様嚢胞癌に罹患し、42歳で再発。
顔にマヒが残り、うまく食べられなかった経験から、同じ悩みを抱えた人たちが気軽に話せる場や、当事者になって気づいた視点で「誰でも心地よく使えるカトラリー」を提案されておられます
癌での経験を生かしたカトラリーの目指す価値は「自分だけが特別ではなく、みんなが一緒に使えて心地いいもの」
その事業の第一弾がこのスプーンとフォークです
厚みや幅、カーブの小さな違いは、食べることにバリアのある人にとって大きな影響がある。
介護用では気持ちが上らず食べずらい。
何気ないが少しのことが重要だということ。
この「いいさじ加減」の意を込めて「iisazy」と命名されましたそんな癌治療経験や同じ病気の仲間たちと出会い勇気をもらったことなど当事者にならなければ気づけないことを形にしたブランド「猫舌堂」
次はどのような商品が開発されるのか、今後の事業に目が離せません。