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4/23のテーマは...~終活シリーズ1 エンディングノート~


▼今日のお話は「終活シリーズ1 エンディングノート」についてでした。
 以前からお話していましたが、みおの20周年記念企画として
 エンディングノートが出来上がりました!
 春夏秋冬号の事務所報の付録として お送りしています
 いろんな場面を想定して、差し込み式のフォルダーをまず作りました。

▼エンディングノートとは・・・?
   もし自分に何かあった時に、残された人が困らないように、
   情報を一カ所に集約しておくノートです。
   自分の葬儀に関する希望や、
   残された家族・親族へ残しておきたい感謝の言葉、自分の財産についてなど、
   さまざまな事柄を記入しておくことができます。
   これ以外にも書き記しておいた方がいい事があります。

▼例えばどんな事を書き記しておくべきなのか・・・?
 ●急に入院して意識不明の状態になったら...
      ➡保険証の控え、当面の医療費のこと、家のこと、連絡してほしい人のこと
       また、「病気が進行してしまった際は、過剰な治療は必要ない(またはその逆)」と
       いったことを書いておくと良いかもしれません。
       そういった意思表示に関しては、法的な定めはありませんから、
       エンディングノートにしっかりとしたためておくと良いでしょう。

      ➡臓器提供の意思についても、エンディングノートに書くことができます。
       人工呼吸器を付けなければならなくなった場合、その後の治療について、
       あるいは、死後のことについて、自分の意思を伝えることは困難です。
       そこで、事前にエンディングノートをしたためておいて、
       家族に渡しておくというのは有効かと思います。

       そうすることで周りの人々も、「本人がこう言っているのだから...」
       ということで、治療継続の是非についての判断を下しやすくなり、
       残された家族や親族を助けることにも繋がります。
 
 ●入院が長引いたら
      ➡家の管理、介護が必要となった場合に備えてお金のこと、
 
 ●解約してほしいものとか
      ➡スポーツクラブ、カード会社、
        借金、ローンの引き落としができるように
        固定資産税、保険料の引き落とし、もろもろ

●そしてもちろん亡くなった後の事も...
      ➡お墓のこと、葬儀の希望、連絡してほしい人、
      相続手続きについての希望など(遺言の効力はありません)

▼エンディングノートには、
 遺言書のような法的な効力がありません。それでも、故人の意思、
 想いを確実に伝えてくれるものとして、大きな役割を果たします。
 相続でもめるのは、やはり遺産の取り分についてですが、
 エンディングノートに、誰にいくらとしている根拠は...といったように、
 遺言書には書けなかった想いを、丁寧にしたためておくと、
 無駄な争いを防ぐことができるかもしれません。
 遺言書には必要最低限のことを記しておき、エンディングノートに、
 遺言書の内容について詳しく補足してあげると良いでしょう。

▼エンディングノートを書いた時に気を付けておくこと
  ➡エンディングノートは、遺言書と同じで、家族に見つけてもらう
   必要があります。ですから、置き場所については分かりやすい場所に
   置いておくか、家族に伝えておかなければなりません。

▼相続などでお悩みの方は
 ぜひ一度、【みお綜合法律事務所】にお電話ください。
 ご相談にはご予約が必要です。ご予約のお電話は、
 フリーダイヤル0120-7867-30(×2)【なやむな・みお】まで。
 詳しくはインターネット「みお法律」で検索してみてください。
 インターネットでは24時間受付可能です。

▼さらに【弁護士法人みお 京都駅前事務所】では、
 B型肝炎給付金説明会を行っています。まずは説明会にぜひご参加ください。
      5月の説明会は... 5月14日(土)
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 詳しくはホームページ【みお B型】で検索してください。
 京都駅前事務所は京都駅から徒歩2分、
 ヨドバシカメラ向かいの京阪京都ビルの4階にあります。

番組について

私たちにとって身近な、お金にまつわる色々な法律問題についての解決方法を「みお綜合法律事務所」の弁護士・澤田有紀先生にお伺いする“法律相談番組”です。

出演者

澤田有紀 (さわだ・あき)

澤田有紀

兵庫県西宮市出身 大阪大学文学部英文科卒
趣味・特技 / エレクトーン演奏、ゴルフ
弁護士(主婦弁) 大阪弁護士会所属
弁護士法人みお綜合法律事務所代表

OL、エレクトーン奏者などを経て主婦に。阪神淡路大震災をきっかけに「社会の役に立つ仕事をしたい」と一念発起して司法試験の勉強を始め、平成9年司法試験に受験1回目で合格。個人及び法人の債務問題,相続・離婚などの個人の法律問題を中心に取り扱っている。

専業主婦から弁護士になった経緯については「人生を変える!3分割勉強法」(祥伝社)をご覧ください。

森谷威夫 (もりたに・たけお)

森谷威夫

KBS京都アナウンサー。ニュースからスポーツ実況、バラエティまでマルチにこなす実力派。

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弁護士法人みお綜合法律事務所

番組へのメッセージ

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