母の日
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皆さまこんにちは、
本日もお聴きいただきまして誠にありがとうございました!さて、本日のパートナーは初登場のこの方!
京都橘大学経済学部経済学科准教授の牧和生先生でした!
時代と共にアニメの質が変わった背景、ということをテーマに、日常系アニメとセカイ系アニメの違い、それからセカイ系アニメが最近生まれづらくなった理由についてお話いただきました。わかりやすくて共感しやすいものがかつてのアニメでしたが、そこに、『ヱヴァンゲリヲン』のような、複雑で、その複雑ななかに複雑な解釈を持つことができるようなもの、そして多くの人々に訴えかけるようなメッセージ性を持つものが現れることで、アニメというものが様々な世代に通用するようなものとして親しまれる契機となったそうです。
そして、『けいおん』が様々な人々にとってアニメにハマるきっかけになったそうです。音楽や、キャラクターの心理描写が素晴らしく、しかし、ゆっくりとした時間が進む日常系のアニメでした。これが2000年代のアニメの主流である、ストーリーではなくアニメはキャラクターを消費するためのコンテンツ、という方向性になっていきました。『けいおん』はキャラ造形からしてリアルな女子高生を描いていて、それから、自分の高校生活と照らし合わせながら高校時代を追体験することができる点がヒットの要因になっているそうです。これを社会学の用語で「小さな物語」といい、ヱヴァンゲリヲンのような「大きな物語」とは対称的になっている、とのことです。
本日のメッセージテーマは、母の日にちなみ「母の日、どうしました?」でした。
たくさんのメッセージありがとうございました~
カーネーション、意外と賛否両論でしたねえ......また、15時台には
ウクレレとギターのインストゥルメンタルデュオ・フラリーパッドの前田大輔さん、清水英之さんにお越しいただき、「星に願いを」を生演奏していただきました!!
皆さまありがとうございました~~