さらピン!キョウト

KBS京都ラジオ 毎週月~木曜日
14:00~17:00 ON AIR!!

子どもたちにも能を楽しんでもらいたい!~面白能楽館~

今日は15時台に素敵なゲストにお越しいただきました!

観世流能楽師シテ方、大江信行さんです。

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 能楽で、「大江」と言えば、京都にお住いの方なら、ピンとくるのではないでしょうか。

そうです!京都市中京区にある、大江能楽堂を運営している方のお一人なんです!
(正式には一般社団法人大江能楽堂、代表理事)

 信行さんは、1976年に観世流能楽師七世大江又三郎氏の次男として生まれ、父、および人間国宝九世片山九郎右衛門氏に師事され、3歳で仕舞「老松」で、初舞台を踏まれました^^

 そんな信行さんも関わる、この夏のオススメ能楽イベントをご紹介!!

 7月23日(土)午後2時開演
 「面白能楽館」
 場所は、京都観世会館
 チケットは一般3500円 高校大学生1500円
 ※保護者一人につき中学生以下2人まで無料(要予約)

 この企画では、京都観世会が、2006年から続けている、夏休み恒例の催しで、
能楽初心者や子どもたちも楽しめるような企画となっています^^
 コロナ禍で、2年間中止を余儀なくされ、今年は3年ぶりに開催されます!!

 そして、この会の目玉は「犀龍小太郎」という新作能が演じられ、京都観世会としては初上演です!!

 信州長野の伝説をもとに京都観世会の青木道喜さんが創作され、親子の情愛を軸にしたスペクタクル能になっています^^

 子どもたちにも楽しめる企画ということで、この会は、「観客参加型企画」となっています。

 上演前に「絵本語り」と称して、絵本をスクリーンに映し、物語を現代語で朗読したり、さらに能の囃子や歌い謡を交えながら、あらすじと雰囲気を知ってもらい、上演中は、手拍子や拍手で観客が応援に加わってもらう新たな演出をする今までの能楽にはなかったことを試みるとのこと!!

 これはかなり興味そそられますね^^

 このやり方は、実は、アニメ映画などによくある「応援観戦」がヒントになったそうですよ~!

 ぜひ、ご家族で行ってみてくださいね☆

 そして、このイベントで能楽に興味がでた方は、他の演目もみてみてください!!

 詳しくは、京都観世会のホームページ、
 または、電話075-771-6114 までお問い合わせください☆

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番組について

京都を舞台に各分野で活躍する人を招いて、変わり続ける京都の「今」を届けます。また豊かな自然と琵琶湖を抱く滋賀の「今」もお届けします。話を聞きながら番組を進行するアンカーマンは、KBS京都アナウンサーの梶原誠と森谷威夫。ご登場いただく各曜日のさらピン!パートナーとともに、知っている京都、もっと知りたい京都 ~さらに逸品~、~更に新しい~、~ピンと来たこと~、~次世代に繋ぐ新しいモノ~ などをテーマに展開していきます。

アンカーマン

森谷 威夫

森谷威夫

月・火・水曜日担当

梶原 誠

梶原誠

木曜日担当

パートナー

月曜日パートナー

大学関係者

月曜日は京都・滋賀の大学からの教授、講師陣が週替わり出演。お招きしたパートナーのプロフィールなどは【さらピン!パートナー】からご覧ください。

ピーター・J・マクミラン

ピーター・J・マクミラン

翻訳家・版画家・詩人
火曜日パートナー

アイルランド生まれ。アイルランド国立大学ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンを首席で卒業後、同大学院で哲学の修士号、米国で英文学の博士号を取得。ブリジストン、コロンビア、オクスフォードの各大学で客員研究員を務める。渡日後は杏林大学教授、東京女子大学講師を歴任。現在は相模女子大学客員教授・東京大学非常勤講師を務める。2008年に英訳『百人一首』を出版し、日米で翻訳賞を受賞。2016年に英訳『伊勢物語』、2018年に『百人一首』の新訳がPenguin Booksより出版される。また、アーティストとして「西斎」名義で版画の制作活動も行なっている。日本での著書に『日本の古典を英語で読む』『英語で味わう万葉集』『松尾芭蕉を旅する』など多数。朝日新聞で「星の林に」、京都新聞で「古典を楽しむ」を連載中。

佐合井 マリ子

佐合井マリ子

シンガーソングライター
水曜日パートナー

3歳からピアノを習い始め、音楽に触れながら育ち、2005年にシンガー・ソングライターとして活動を開始。関西のライヴ・ハウスを中心にライヴを展開。同年6月に1stミニ・アルバム『うたのれんしゅう』を発表。日常の風景をシンプルかつナチュラルに歌いあげ、高い評価を得る。数々のミュージシャンをはじめ、陶芸家、落語家、劇団など多岐に渡るアーティストとも共演。地元「滋賀」をこよなく愛する元気印のシンガーソングライターとして活躍中。滋賀が誇るご当地グルメ「サラダパン」を製造する「つるやパン」の「つるやパン大使」に任命。2014年より滋賀県草津市のPR大使「KUSATSU BOOSTERS」としても活動中。

鵜飼 秀徳

鵜飼秀徳

ジャーナリスト・作家・正覚寺住職
木曜日パートナー

京都市右京区生まれ。成城大学卒業後、新聞記者、 経済誌編集者などを経て、2018年に独立。現在、正覚寺(右京区嵯峨)住職を務める傍ら、 「宗教と社会」をテーマに取材、執筆を続ける。著書『寺院消滅』(日経BP)『仏教抹殺』(文春新書) はベストセラーに。ほか、『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP研究所)、『仏具とノーベル賞 京都・島津製作所創業伝』(朝日新聞出版)など多数。最新刊に『仏教の大東亜戦争』(文春新書)。一般社団法人良いお寺研究会代表理事。大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師など。京都新聞コラム「現代のことば」のほか、プレジデントオンライン、Yahoo!(オーサー)などの媒体で連載中。

番組へのメッセージ

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