先週金曜日に公開された映画『HOUSE OF GUCCI』のご紹介です( ˊᵕˋ )
誰もが知っているファッションハイブランドGUCCIにおける
1970年~90年代に起こった御家騒動の一連を、
実話を元にしたストーリーでつくられた作品。
創業者の孫である3代目GUCCI社長と結婚した労働階級の娘、パトリツィアがGUCCI一族を破滅へと導いていく...という内容で
監督は『エイリアン』や『ブラック・レイン』、『ゲティ家の身代金』など数々の作品を作り上げてきたリドリー・スコット監督です。
キャスト豪華で、キーパーソンであるパトリツィアをレディーガガ(どこかで絶対見たことあるなーーーーーと思いつつ、私は最後まで気づきませんでした笑)、
3代目GUCCI社長を、スターウォーズシリーズにも出演しているアダム・ドライバー。
ほかにもアル・パチーノやジャレッド・レトー、ジェレミー・アイアンズなど数々のハリウッド俳優たちが出演されているということでもかなり話題になっています( ˊᵕˋ )
この作品の個人的おもしろポイントは...
①GUCCIのファッションや作品についてはあまり...
というかほとんど出てきません。(笑)
ブランドの成り立ち~あの代表作は~というよりかは、
グッチ一族のドロドロ家族バトルがメインで、
妬み辛み、増愛、裏切りなど人間の真っ黒い部分が
なんとも小気味よいテンポ感で繰り広げられます。
②当時のグッチから見た日本市場がどのような様子なのかが分かって、ちょっと面白い。
グッチがいかに日本を"イイ客"と考えていたかが分かりますし、
俳優たちが日本語を上手いことセリフに取り入れて話していたのがなんか嬉しかったです。(笑)
③パトリツィアは破滅者ではなかった
個人的に、この作品を観るからに彼女がグッチ一族を崩壊させたとは言い難いなと感じました。
確かに彼女のお家はそこまで裕福ではありませんでしたが、
グッチ一族のお金を狙った戦略結婚ではなく、
むしろ3代目GUCCI社長が求婚して駆け落ちしたくらいで...
彼女は誰よりも真摯に、当時グッチというブランドが抱える現実問題に対して向き合っていたと思いました。
では何故、崩壊してしまったのか...?
その謎はぜひ映画館でご覧ください( *´꒳`* )
そして最後のワンシーンはもう身の毛もよだつほどにゾクッとする衝撃事実なので、ぜひ最後の最後まで観てくださいね♪
映画『HOUSE OF GUCCI』全国の映画館で上映中です(*^^*)