「JR嵯峨野線で訪ねる亀岡ぶらり旅」
JR嵯峨野線は山陰本線の一部で、
京都から園部(南丹市)までの34,2kmの区間の愛称です。
では今回は京都から亀岡までの小さな列車旅に出かけましょう。
「嵯峨嵐山」では嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車と接続しています。
ただ冬期は運休中で、来月3月1日から運転が再開されます。
旧山陰本線の線路を保津川に沿ってクネクネと亀岡まで約25分の乗車です。
ぜひ桜の季節に乗ってみて下さい。
「保津峡」は駅の周りには何もなく 登山客やラフティング客が利用するくらいの秘境駅です。
ただホームからの保津川の眺めはすばらしく、桜の季節は最高です。
そして京都から快速だと20分で「亀岡」に到着。
今シーズン12年ぶりに悲願のJ1昇格をはたした
京都サンガFCのホームスタジアムが駅前にあります。
駅北口の整備も行われ、ホテルも完成し、サッカーの町としての盛り上がりを見せています。
なお初戦は今日14時から浦和レッズ戦です。
この街は明智光秀が築城した丹波亀山城の城下町。
駅からすぐのお濠にある南郷公園は桜の名所。
そして城跡エリアは宗教法人・大本教が所有しており、立派な天守の石垣が残っています。
また市中心部には白壁・切妻・虫篭窓(むしこ)・京格子の古い街並みもしっかり残っています。
樽熟成醤油がうまい江戸時代創業の「ひしほの匠庵」や、
女性杜氏が手掛ける丹山酒造のお酒など おいしい湧き水が生きています。
お食事は「がんこ楽々荘」がおすすめ。
ここは山陰本線を敷設した地元の名士・田中源太郎の旧居。
1750坪の敷地に小川治兵衛作庭の日本庭園という。
いまは がんこ寿司が京都の高瀬川二条苑のように運営しています。
さらには京の奥座敷・湯の花温泉や保津川下りの出発点もあり、一日ゆっくり楽しめます。
春の訪れを待って ぜひおでかけ下さい。
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#45 <JR嵯峨野線(京都~亀岡)>
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