「進む複線化 JR奈良線」
JR奈良線は、京都~木津(奈良の一つ手前)を結ぶ34,7kmの路線。
今回は、運転本数の多い京都から城陽までの区間を取り上げました。
ここでは今、普通は主に205系、みやこ路快速は221系が運用されています。
観光客の多い「東福寺」・「稲荷」を過ぎて、
「JR藤森」から「宇治」までは単線区間となります。
「六地蔵」には7~27歳まで住んでいましたが、
いまや高層マンションや商業施設が立ち並び、
地下鉄東西線とも接続していて、洛南地区最大のターミナルとなっています。
車窓からの眺望も抜群の宇治川を渡ると「宇治」。多くの観光客が利用する駅です。
駅前の「どんたく」は、ちゃんぽんの専門店で、焼きちゃんぽんが名物。
お茶の老舗・伊藤久右衛門と中村藤吉が並んでいます。
また以前ご紹介した古い市場をリノベーションした「大阪屋マーケット」にも
ユニークなお店が12軒入っています。
宇治から城陽までは、再び複線になります。
近鉄京都線の「大久保」とも連絡する「新田」の駅前には
高さ19m、樹齢 150年の見事なイチョウの木があるんです。
まもなく「城陽」。この駅が人口7万の城陽市の玄関口。
そして城陽は、京都南部で今後最も発展が期待できる街なんですが、そのわけは・・・。
いまJR奈良線は京都~城陽間で、限界に近い高頻度運行を行ってますが、
単線区間がネックになっていました。
これが来春の京都~城陽間の完全複線化で駅でのすれ違いがなくなるため、
運転本数の増加と時間短縮が見込まれます。
果たしてこれで競合する近鉄京都線から乗客を奪うことができるのかどうか、注目です。
羽川さんのYouTubeも併せてお楽しみください!
#50 <JR奈良線(京都~城陽)~競合路線に挑む複線化~>
京都~奈良間はJRと近鉄が競合していますが、運転本数や所要時間で圧倒的に近鉄京都線が優位に立っています。そんな中、京都~城陽の来春 完全複線化で巻き返しを図りたい「JR奈良線」。沿線の見どころや鉄スポットを羽川目線の実況でご紹介します。
YouTubeで「羽川英樹」と検索するとすぐ見つかります。
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