先週金曜日公開されたばかりの
是枝裕和監督初の韓国製作映画
『ベイビーブローカー』のご紹介。
主演は「パラサイト~半地下の家族」に出演されていた
ソン・ガンホさん。
作中でソン・ガンホさんは、
表向きは町中のクリーニング屋ですが、
裏では親が何らかの理由で育てられない新生児を預かる赤ちゃんポスト「ベイビー・ボックス」の中に入れられた赤ちゃんを盗んで、
子どもに恵まれない夫婦に赤ちゃんを売るという仕事をしています。
それである時、ベイビーボックスに預けられた
ある女性の赤ちゃんをめぐって
周りの大人たちの善意や悪意が入り交じった
人間模様を描き出すというヒューマンドラマです。
キャストは、ソン・ガンホと一緒にブローカーをしている仲間としてカン・ドンウォンさん、
赤ちゃんの母親にイ・ジウンさんです!
さて、今回の是枝裕和監督、
何故韓国映画を製作されたのかというところですが!!
たまたま、撮りたい役者が韓国にいたから
らしいです。
もちろん日本でもまた撮りたいみたいですが、
日本の環境に慣れすぎた部分もあるようで、
新たな挑戦をしたいという気持ちもあったみたいです!
ではどうやって意思疎通を図ったのか......ですが、
もちろん通訳は付けたみたいです。
が!!
台本の読み合わせはもちろん、打ち合わせやロケハンなど
ずーーーっと一緒に行動したようです。
そこで言葉を超えた意思疎通をはかったみたいです。
またソン・ガンホさんも演技への思いが並大抵では無いようで......
毎日予定入時刻の1時間前に来て、
前日撮って監督が編集して繋げたシーンを見て、
このシーンの映像はいま使ってるテイクより2つ前くらいに撮ったテイクの方がいいと思う!
という風に毎回チェックしては思いを伝えていたみたいですよ。
そんなソン・ガンホさん、第75回カンヌ国際映画祭で
最優秀男優賞を受賞されています!!!
かなり考えさせられる内容ではありますが、
話題の一作としてぜひオススメです!( ˶ˆ꒳ˆ˵ )