<十人十家> (県道2号線沿い 土田町)
大正13年築のヴォーリス建築。
初代はパーミリィさんという宣教師が住んでいました。
現在は建築家の田中涼さんがオーナーとなり、
昨年夏にすてきなカフェにリニューアルさせました。
ヴォーリス建築らしい落ち着いた温かみのある洋風建築を残しながらも、
カウンターの上に欄間を置き、網代天井を加えるなど随所に新しさも加えています。
メニューはパスタとピザが中心です。
数種類のパスタから私は迷わずナポリタン(900円)を注文。
淡路島の生パスタを使った麺はモチモチで、味付けも上品でコクのある仕上がりでした。
オーナー本人が和服を着て調理場に立ち、建築家と料理人をうまく両立させています。
ゆえに営業時間は限られており、
ランチは金・土・日、ディナーは月・火のみで、
ほかの時間は建築士としての仕事にあてているようです。
<ニアタイ> (国道8号 東川町:近江八幡駅から車で5分)
東京で店をやっていたオーナーシェフが、故郷に戻り5年前にオープン。
ゆったりとテーブルが配置された店内。
広いデッキに出ると、雄大な田園風景や鈴鹿山系の山々を眺められるすてきなロケーション。
こんな中で本格的なタイ料理がいただけます。
ここではランチが大好評。
前菜は生春巻き・揚げ春巻き・エビトースト・なますの豪華4種盛り。
メインは次の4種から選びます。ココナツミルクの香り高い「グリーンカレー」、
蒸し鶏ごはん「カオマンガイ」、あっさり汁麺の「クィッティオナーム」、
そしてスパイシーな「トムヤンヌードル」。
私は迷わずトムヤンヌードル。
これにドリンクがついて1500円はお得。
タイ料理は本当に体の芯から元気になります。
40歳代の御夫婦が二人だけでやってるので、少し料理提供まで時間がかかる時もありますが、
外の景色を見て待ってると苦にはなりません。
竜王町との境目なので、アウトレットの前後に立ち寄りお客さんも多いようです。
ランチは日曜休み、ディナーは金・土曜のみ営業。