大阪で唯一の路面区間をもつ阪堺電車。
大阪市南部と堺市を結び1世紀以上も走り続けていますが、
今回は「天王寺駅前」から「浜寺駅前」までを紹介します。
高さ300mのあべのハルカスがそびえる始発の「天王寺駅前」。
ここではJR・近鉄・大阪メトロなどと接続しています。
阪堺電車は新旧いろんな車両が運行されており、
「モ161形」は昭和3年(1928年)製造という国内最古の現役車両。
クラウドファンディングで大規模修繕してかつての姿が蘇りました。
一方「1001形」は、
2013年に堺トラムとしてお目見えした3連接のLRT(次世代型低床車両)で、
「1101形」は2020年デビューの最新鋭車両です。
「姫松」あたりは通りから一歩入ると閑静な帝塚山の高級住宅街がひろがり、
ここには帝塚山マダムご愛用の洋菓子店「ポワール」、
和菓子の「福寿堂秀信」本店などが立ち並びます。
「住吉」は「恵美須町」からくる阪堺線との接続駅。住吉大社も目の前です。
阪堺電車の本社もある「我孫子道」を過ぎ、一級河川・大和川を越えると堺市に入ります。
「宿院」には堺出身の茶人・千利休と歌人・与謝野晶子をフィーチャーした
見所満載のミュージアム「さかい利晶の杜」があります。
また創業300年越えのセイロ蒸しそばの「ちく満」や、
うどんすきの元祖・美々卯もここ宿院に本店を構えています。
そして約50分で終点「浜寺駅前」に到着。
ここでは南海本線「浜寺公園」とも乗り換えできます。
沿線ではアベノの下町・帝塚山の邸宅街・歴史ある堺の街並み・美しい松林の公園など
いろんな景色を楽しむことができ、次はどんな車両がやってくるのか楽しみな路線。
ぜひ一度ご乗車下さい。
羽川さんのYouTubeも併せてお楽しみください!
#76 「阪堺電車 天王寺駅前~浜寺駅前(上町線・阪堺線)」
大阪で唯一 路面区間をもつ阪堺電車。大阪と堺を結んで1世紀以上に渡って走り続け、地元ではチン電と呼ばれ親しまれています。車両も製造から
95年という国内最古の現役車両から、最新鋭のLRT(次世代型低床車両)
まで幅広く走っています。沿線の見どころも含め、その魅力をお伝えします。
YouTubeで「羽川英樹」と検索するとすぐ見つかります。
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