12月23日(月)京都トークRUN!
京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。
■ドナルド・マクドナルド・ハウス京都
今回は、病気と闘う子どもたちとその家族を支える取り組み、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」についてお送りします。いま京都で取組が進む、病気と向き合う子どもとその家族のための滞在施設です。
高度な医療を必要とする病気と向き合っている子ども達は、長期間、自宅から遠く離れた病院に入院が必要になるケースが少なくありません。付き添いや面会のためにやってくる家族にとっても、自宅と病院の往復は大きな負担となります。そこで、病院の近くに、家族が安く滞在できる施設を設けることで、経済的にも身体的にも負担を減らし、笑顔で安心して子どもの付き添いやサポートができるようにと、今、世界中で施設づくりが進んでいます。
一方、全国的にも有力な小児がんの拠点病院でもある京都府立医科大学附属病院と京都大学医学部附属病院では、全国から治療が必要なお子さんが来院していて、こうした施設の必要性を訴えていました。そうした中で、真宗大谷派と京都府の間で活用を検討していた、京都市上京区の寺院跡地の一部が、両病院から近く、真宗大谷派が趣旨に賛同し、この土地を無償提供することになり、誘致につながったということです。
工費は約8億円と推計され、半額は公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンが企業や団体、個人からの寄附により負担し、残る半分については、オール京都で募金委員会を作り、募金をお願いしている最中です。寄附状況をみると、現在2億円を超えていて、スマートフォンからクレジットカードで支払いできるほか、お近くのゆうちょ銀行・郵便局での専用払込用紙、または銀行等にて専用納付書により支払いが可能だということです。詳しくは、ドナルド・マクドナルド・ハウス京都開設募金委員会のホームページをご覧ください。
■ドナルド・マクドナルド・ハウス京都(概要)
<開設場所>
京都市上京区・河原町今出川交差点の東南部の鴨川沿い
旧・了徳寺(りょうとくじ)跡地の一部 約971平方メートル
<建物概要>
地上3階 延床面積1,200平方メートル
<設備等>
ベッドルーム18室・共有スペース(リビング、ダイニング、キッチン、図書室等)
<利用対象者>
京都府立医科大学附属病院・京都大学医学部附属病院等に
入院する20歳未満の患者とその家族
<利用料金>
1人1日1,000円
~西脇知事からのメッセージ~
京都府では、「子育て環境日本一」を目指し、社会全体で子育てを支えようと取り組みを進めています。是非、「ドナルド・マクドナルド・ハウス京都」の趣旨に賛同いただき、
開設に向けて、あたたかなご協力を賜りたいと思います。よろしくお願いします。
西脇知事、ありがとうございました!
引き続き、「京都トークRUN」をよろしくお願いします。