3月24日(月)京都トークRUN!
京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。
■きょうとまるごとお茶の博覧会
京都府では大阪・関西万博の開催期間に合わせて、府内各地で、様々な取り組みを行います。
その中のひとつが、「きょうとまるごとお茶の博覧会」です。このイベントでは、万博開催期間中、府内各地で、お茶会や茶摘み体験、それから、お茶を頂く時には欠かせない、お茶菓子や、茶碗や茶杓などの茶器の制作体験のほか、お茶をテーマにした企画展など、様々な取組を行います。
実はお茶の生産は、府内各地で、盛んに行われています。特に、京都府北部の中丹地域(福知山市、綾部市、舞鶴市)では、玉露やかぶせ茶、てん茶(抹茶の原料)の生産が盛んで、全国の茶品評会では、中丹地域から出品されたかぶせ茶が、何度も農林水産大臣賞に輝き、
最も優れた産地に贈られる産地賞を連続して受賞しています。
抹茶スイーツの普及もあり、抹茶の需要は拡大していますが、府内の煎茶や玉露の生産量は減少傾向にあります。ペットボトルでお茶を飲むのが当たり前の世の中になったからこそ、急須でじっくりお茶を淹れることの魅力・楽しみを、府民のみなさんや、子ども達に味わって頂く機会にもしたいとしています。
「周遊」「交流」「創造」をキーワードに、京都の茶文化の魅力を伝えていくため、京都府域のゲートウェイとなる、京都市域を中心に4月からオープニング茶会も実施します。その他にも、丹後地域では、4月~9月にかけて、京都丹後鉄道(丹後くろまつ号)で舞鶴抹茶を使ったスイーツを楽しめる企画が。山城地域では茶器づくり体験が開催されます。5月になると、新茶の茶摘みが始まりますので、府内各地で茶摘みや茶もみが体験できるということです。
■きょうとまるごとお茶の博覧会 オープニング茶会
府民だけでなく、国内外の方も参加できる茶会を開催。
会場は、東本願寺、二条城など府内11箇所。会期は、会場ごとに異なりますので、
詳しくは、きょうとまるごとお茶の博覧会ホームページをご確認ください。
~西脇知事からのメッセージ~
京都の茶文化を未来につなごうと、生産者や流通関係者はもとより、茶道具やお菓子の職人さんまでが力を合わせ、「お茶の博覧会」を盛り上げようとご協力いただいている。「北野大茶湯」を開いた豊臣秀吉の精神に倣って、万博を機会に、お茶を通じた様々なコミュニケーションや"つながり"を生み出し、お茶の魅力を広く発信していきたいと思います。
西脇知事、ありがとうございました!
引き続き、「京都トークRUN」をよろしくお願いします。