今回のゲストは歴史学者の朧谷寿(おぼろやひさし)さんです。
朧谷さんは1939年3月27日 新潟県生まれ。
同志社大学文学部文化学科にて文化史学を専攻し、
卒業後は平安博物館で助教授としてのキャリアをスタートさせました。
同志社女子大学短期大学部教授を経て、学芸学部及び現代社会学部教授。
2009年の定年退職後は同志社女子大学の名誉教授として日本の歴史教育に貢献、
「源氏物語」をはじめ、特に平安時代に関する歴史研究で知られています。
『清和源氏』『源頼光(みなもとのよりみつ)』、『藤原氏千年』、
『源氏物語の風景 王朝時代の都の暮らし』など著作も多数。
歴史を通じて日本文化を次の世代へと伝える橋渡し役を果たされています。
2005年と2025年「京都府文化賞功労賞」・2022年「京都市芸術振興賞」受賞。
現在も、公益財団法人古代学協会 理事長、
社団法人紫式部顕彰会 副会長を務めておられます。
歴史を愛する米團治とともに、京都、平安の都にまつわる
歴史のロマンをたっぷりと語っていただきましょう。

今回のゲストは落語家の桂 吉の丞(かつら きちのじょう)さんです。
吉の丞さんは1982年生まれ、大阪府堺市の出身です。
とび職人を経て2002年8月に故桂吉朝師匠に入門。吉朝最後の弟子となりました。
大師匠桂米朝宅にて内弟子修業に入り、
2003年3月、太融寺での「吉朝学習塾」にて初舞台。
一見強面で米朝一門のヒットマンなどといじられますが、
「笑うと意外にかわいい顔になる」とは本人談。
2006年3月31日に内弟子修行を終え、以降20年。
今も米朝、吉朝両師匠から学んだものを活かし、
分かりやすい落語をめざして邁進しています。
毎週火曜日のKBS京都ラジオ 「桂吉の丞のおつかれさん!」でもおなじみです。
2009年繁昌亭大賞輝き賞、2015年第1回上方落語若手噺家グランプリ、
2021年第76回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞など数々の賞を受賞。
米團治と落語のこと、師匠のこと、思いっきり語り合っていただきましょう。

今回のゲストは歌手で俳優の佐賀龍彦さんです。
佐賀さんは東京で生まれ、3歳の時から京都で育ちました。
京都市立芸術大学 声楽科卒業。
卒業後は仲代達矢主宰の無名塾に26期生として入塾。
新劇やミュージカルに出演した後、全員が音楽大学卒業者の
ヴォーカル・グループLE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ)に参加。
クラシックだけではなく、ロックやポップス、日本の民謡も歌いこなし、
ハリと伸びのある歌声で、ファンを魅了しました。
ところが、2021年に脳梗塞を発症、右半身不随、高次脳機能障害となりました。
その後懸命のリハビリの成果を得て、2022年7月、美術のナレーションで活動を再開、
しかし2024年秋、グループ活動は休止されました。
現在は、ソロコンサートなど多彩なジャンルで活躍中です。
5月5日ロームシアター京都 メインホールで開催される
朗読劇とクラシックコンサートのコラボレーションTHE CLASSICAL LEGENDでは
ストーリーテラーと歌を担当されます。
歌手、俳優。時々ナレーター、司会、朗読、編曲。たまに作詞、作曲、物語創作。
佐賀さんの多彩な活動をじっくりとお聞きしましょう。

今回のゲストは浪曲師の真山隼人(まやまはやと)さんと
曲師(きょくし)の沢村さくらさんのお二人です。
真山さんは1995年3月、三重県鈴鹿市に生まれました。
小学生の時からラジオで浪曲を聞くようになり、
5年生になればひとりでこっそり名古屋での浪曲公演に足を運んでいたといいます。
15歳で入門、平成生まれの浪曲師第1号となりました。
舞台のかたわら人気の漫画や小説の浪曲化など、浪曲の新たな分野にも挑戦しています。
2016年 真山一門では実に31年ぶりとなる三味線浪曲を復活させ、
以後曲師沢村さくらさんと二人三脚で舞台を務めています。
沢村さんは山形県出身。
大学在学時より浪曲三味線のアドリブ性の高さに興味を持ち、
卒業後2000年3月に沢村豊子師匠に弟子入り。
芸術性と高い技術で、伝統を受け継ぎつつ、
浪曲公演などで浪曲の新たな魅力を発信しています。
お二人は5月15日から24日、南座での「歌舞伎鑑賞教室」で
浪曲による歌舞伎の解説に挑みます。
お二人に浪曲の魅力を存分に語っていただきましょう。

今回のゲストは女優で歌手の北翔海莉 ( ほくしょうかいり ) さんです。
北翔さんは元宝塚歌劇団星組トップスター。
出身は千葉県松戸市。
1998年、宝塚歌劇団に84期生として入団し、
宙組公演「エクスカリバー/シトラスの風」で初舞台を踏みました。
1999年1月、月組に配属。
2003年3月にはバウ・ワークショップ「恋天狗」でバウ初主演。
同年4月「シニョール・ドンファン」で新人公演初主演を務めました。
2006年に宙組へ組替えとなり、6年後専科へ移動。
各組をまたいで特別出演を続け、
2015年に星組トップスターに就任されました。
そして、2016年11月20日 東京宝塚劇場公演「桜華に舞え」
「ロマンス!!」の千秋楽をもって退団されました。
退団後は舞台を中心に活躍されています。
現在は、「エリザベート TAKARAZUKA 30th (周年)
スペシャル・ガラ・コンサート」に出演中。
さらに3月14日には倉敷でのコンサート、
5月6月は横浜と大阪でのライブが予定されています。
対談では宝塚時代のエピソード、トップへと上りつめたストーリー、
その後の人生など悲喜こもごものお話を語っていただきましょう。

今回は、宮川町の芸妓 多栄さんをお迎えします。
宴席や舞台で演奏専門の地方として活躍されている多栄さんは、1932年9月、大阪市生まれ。
御年、なんと93歳。
太平洋戦争の真っ最中に幼少時代を過ごし、終戦後は高松の高校に通いました。
卒業後、『京都で舞妓さんになりたい』と京都へ。
大学への進学を考えたものの、家族の生活を支えるためにひとり大阪で踊りの師範に復帰していた母を助けたいとの思いもありました。18という年齢では舞妓修業には遅かったため、大阪ミナミの宗右衛門町で芸妓となりました。
42歳で一旦は引退。
三味線の師匠を経て、『せっかくやったら、京都で芸妓をやりたい』との願いがかない、84歳の時に宮川町で再デビューが実現しました。
93歳の今も元気いっぱい。
お座敷や舞台に上がる想いはどのようなものでしょう。
長きに渡る芸妓人生のあれこれを米團治がお聞きします。
そして花街の春の風物詩、4月4日から19日まで開催される宮川町「京をどり」。
その華やかな舞台への意気込みもお聞きしましょう。

今回のゲストはショコラトリー ヒサシ 小野林 範 (おのばやし ひさし)シェフです。
小野林さんは「ワールドチョコレートマスターズ2015」の世界大会で準優勝、「2007年ジャパンケーキショー東京」チョコレート工芸菓子部門金賞、さらにはスイーツの世界大会「WPTC2012」でチームJapanの一員として優勝を果たすなど、輝かしい経歴を持つショコラティエです。
2003年、クラブハリエに入社。以後15年にわたり修行と研鑽を重ねられました。
その間世界に通用するショコラティエとして世界的な大会で数々の賞を受賞。
2018年、クラブハリエを退社後、4月に京都東山に「Chocolaterie HISASHI (ショコラトリー ヒサシ ) 」をオープン。
一粒一粒が珠玉のボンボンショコラ、焼き菓子、生菓子。
長く培った技術と上質な素材に裏打ちされたオリジナリティあふれるチョコレートの数々は多くのチョコ好きに愛されています。
対談では奥深いチョコレートのあれこれをお聞きします。
女性の皆さん、バレンタインの贈り物の参考にされてみてはいかがでしょう。

今回のゲストは桂ざこば筆頭弟子、四代目桂塩鯛 (かつら しおだい) さんです。
塩鯛さんは京都府出身。
立命館大学経営学部を中退後、昭和52年に当時桂朝丸として活躍されていたざこば師匠の元に入門、落語の世界へ。
師匠の朝丸にちなんだ桂都丸の名で活躍後、2010年に四代目桂塩鯛を襲名しました。
師匠の名 ざこばとは 雑魚 (ざこ) の場、ということで魚市場 (うおいちば) のこと。
塩鯛とは腐らないように塩をした、いわば鯛の干物のこと。
ざこばの弟子にはぴったりの名前です。
師匠譲りの迫力のある落語で、特に「替り目」「らくだ」などの人情味のある噺やお酒の噺を得意とする塩鯛さん。古典落語はもちろんの事、新作落語にも積極的に挑んでいます。
弟子は「米紫」「鯛蔵」「小鯛」の3人。
年が明けたら古希記念の独演会も控えています。
五代目桂米團治との噺家対談。
噺家同士のテンポ良い対談をお楽しみください。

今回のゲストは、京都市東山区安井に鎮座する安井金比羅宮 (やすいこんぴらぐう) の鳥居肇宮司です。
神社の祭神は崇徳天皇(すとくてんのう) 大物主神(おおものぬしのかみ) 源頼政公(みなもとのよりまさこう)。
崇徳天皇が一切の欲を断ち切り、讃岐の金刀比羅宮 (ことひらぐう) にこもられたという故事により、神社は断ち物の祈願所として信仰されました。
安井金比羅宮は縁結びとは逆に、悪縁 (あくえん) を絶ってくださる神社です。
男女の縁はもちろん、病気、酒、煙草、賭事など、全ての悪縁を切り、良縁に結ばれるという御利益がうたわれています。
境内にある「縁切り縁結び碑 (いし)」は、正面からくぐると悪縁を絶ち、裏面からくぐれば良縁があるといわれています。
毎年落語会を開くなど米朝一門とのかかわりも深い安井金比羅宮。
米團治が新年掲げられる大絵馬の原画を奉納しているご縁もあります。
新しい年を迎えるにあたり、悪縁を切り、良縁を招くありがたい神様のお話をうかがいましょう。

今回のゲストは声楽家カウンターテナー 藤木大地さんです。
藤木さんは1980年宮崎県生まれ。
東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業、新国立劇場オペラ研修所を修了。
さらにウィーン国立音楽大学大学院を修了。
藤木さんが注目を浴びたのは2017年4月、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場で『メデア』ヘロルド役での鮮烈デビューでした。これは日本人、そして東洋人のカウンターテナーとしても史上初の快挙でした。
彼の歌声はウィーンの聴衆からも熱狂的に迎えられ、当然日本国内でも"選ばれし声が伝える歌の魂" "神秘の歌声"などと大絶賛されました。
藤木さんのレパートリーはバロックからコンテンポラリーまで幅広く、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタル、アルバムのリリースなど。デビューから現在まで常に話題をさらう、日本が世界に誇るアーティストのひとりです。
オペラを愛する米團治が誰よりも楽しみにする対談です。
どうぞお楽しみに。
