本日、米團治日和。

KBS京都ラジオ 毎週水曜日 17:30-18:00 オンエア

9月1日、8日放送 ゲスト:京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

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両親ともが京繍職人の家に長女として誕生されました。
当然幼い頃から家業を継ぐことが前提でした。
長じて父の名を継ぎ、伝統工芸士となられます。

様々な柄や模様を刺繍で表現する技、京繍。
着物の本場京都、西陣で盛んでした。
2000種類もある色糸を自分でより合わせ色を作るため
それぞれの職人の色彩感覚よって異なる表情が生み出されます。
それは華やかであると同時に、美しく目立たず傷みを修復するという実用的な面も。
布に向かうだけでなく、バンド活動や水泳もたしなむという後藤さん。
自分の子どもには決して次いでほしいと言わなかったという後藤さんに
京都の伝統工芸を担う想いをお聞きしました。当日は数々の作品を持って来て下さいました。
額に収められた猫や金魚は今にも動き出しそうなほど繊細に表現されていました。
2週目は嫁がれたお嬢様にも飛び入りでご出演いただきました。

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

8月18日、25日放送 ゲスト:桂宗助さん(二代目桂八十八(やそはち))

  • 投稿日:

10代のころに米朝に弟子入り志願するものの断られ、いったんは料理の道に進みながらも
落語家への夢をあきらめきれず1988年、24歳のときに再度志願し、入門を果たされます。
米朝宅で住み込み修業をした最後の直弟子。端正な口調は米朝さんにそっくり。
米朝さんの芸を最も忠実に再現しているといわれます。
そんな宗助さんはこのたび、二代目桂八十八(やそはち)を襲名することになりました。
八十八は俳句をたしなんだ米朝さんの俳号。米の漢字を分解した名前です。
襲名を何度も固辞したという宗助さん。米朝さんからもらった宗助の名への思いや八十八を継ぐ決意。
兄弟弟子米團治との対談で、ここだけの思い出話やこれからの決意を、美空ひばりの物まねで歌声も交えて、
楽しくお話しいただきました。

桂宗助さん(二代目桂八十八(やそはち))g

桂宗助さん(二代目桂八十八(やそはち))

8月4日、11日放送 ゲスト:NPO法人大文字保存会・長谷川綉二(はせがわしゅうじ)さん

  • 投稿日:

京都の夏の終わりの風物詩、五山の送り火。
あの世に帰る先祖の霊を送る、京都の人々にとっては
欠かすことのできないお盆の行事です。

昨年はコロナ渦のもと、
密を避けるため五山それぞれ一部だけに火が灯されました。
様々な行事が中止になるなか、送り火だけはなんとか灯したい
そんな思いの表れでした。

代々にわたり火床を守り続けてきた人々の思いは?
現場にい続ける長谷川さんに思いのたけと、これからの送り火について
たっぷりとお話をうかがいました。

NPO法人大文字保存会・長谷川綉二(はせがわしゅうじ)さん

7月21日、28日放送 ゲスト:山鉾連合会理事長木村幾次郎さん

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7月は京都の祭り月。7月の終わりまで祇園祭は続きます。
今回は2021年、コロナ禍2年目の祇園祭りにおいて各町(ちょう)をまとめる
山鉾連合会理事長木村幾次郎さんに今年の祇園祭についてうかがいました。

2020年、理事長に就任した最初の祭りは山鉾巡行中止の決定がなされました。
それでも町内での行事は感染対策を行ったうえ行われたといいます。

今年もコロナ禍は収束することなく、巡行はやむなく中止。
でもやれることはある。守るべき技、信仰のかたちがある。
技術やしきたりの保存・継承の意味でもくじ取式や一部山建ても行われました。

木村幾次郎さんに祇園祭の本来のあり方や町衆の思い、
受け継ぎ守るべき行事などについて語っていただきました。
2022年は巡行復帰をめざす休み山 鷹山が復帰予定です。
来年こそ・・・・。

山鉾連合会理事長木村幾次郎さん

6月16日、23日放送 ゲスト:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 館長 エンツィオ・ヴェッツェルさん

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京都のゲーテ・インスティトゥートは、1963年の開設以来
ドイツ語教育と国際的な文化交流の促進に積極的に取り組んできました。
1983年には鴨川沿いの現在地に移転し、
2011年4月より、招聘アーティストと日本の芸術家の出会いの場である
アーティスト・イン・レジデンスとなりました。

来日したアーティイストはヴィラに滞在して創作活動を行い、
日本の文化シーンと直接交流し、様々なプロジェクトを展開します。
芸術や文化の交流は、人と人、心と心の深い共感を生み出すことでしょう。

コロナ禍の現在、ドイツ人アーティストが来日できず、催しはオンラインに切り替えられています。

今年はヴィラ鴨川10周年という節目の年。
ドイツと日本のさらなる交流を願い、エンツィオ・ヴェッツェルさんと米團治、
独日文化対談で盛上がりました。

桂米團治とエンツィオ・ヴェッツェルさん

6月2日、9日放送 ゲスト:日本文化研究センター名誉教授 音楽学者 細川周平さん

  • 投稿日:

細川さんは昭和30年1955年生まれ。
東京芸術大学大学院音楽研究科博士課程を修了。
大学院在学中から『音楽の記号論』『ウォークマンの修辞学』などを刊行し、
「ニュー・アカデミズム」の担い手の一人として活躍しました。

1990年代からテーマを日系ブラジル移民研究に移します。
著書『遠きにありてつくるもの―日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』で2008年、読売文学賞を受賞。
さらに今年、黒船来航以来、太平洋戦争の終戦までの約百年、この国が洋楽をいかに受け止め咀嚼してきたかを、大衆の目線から描き切った『近代日本の音楽百年』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

併せて、2020年度「ミュージック・ペンクラブ賞」のポピュラー音楽部門評論部門も受賞しました。
楽曲を聞きながら、音楽の始まりの話に盛り上がりました。

桂米團治と細川周平さん

桂米團治と細川周平さん

5月19日、26日放送 ゲスト:三味線奏者 杵屋勝七郎(きねやかつしちろう)さん

  • 投稿日:

杵屋さんは1960年、京都生まれ。
10歳の時に三味線に出合い開眼。
踊りの師匠だった父の跡を継がず三味線の道を選びました。
中学1年生の時に観た三代目市川猿之助の舞台「黒塚」に感動し、
これが弾けるようになりたいと猛練習。

17歳で早くも夢をかなえ、三代目市川猿之助のアメリカ公演に同行
憧れだった「黒塚」の舞台に立ちました。
その後ドイツ、イタリア、フランス、イギリスでの公演に参加。

50歳、2010年、二代目杵屋勝七郎を襲名、
海外公演をはじめ、年間百以上の公演をこなしながら、舞台はもちろん、
テレビ・ラジオにも数多く出演し、洋楽、落語、新劇等、他の芸術とも積極的に交流しておられます。
その他数々あるご活躍のエピソードは番組内で紹介しましょう。

https://katsushichiro-kineya.themedia.jp/

桂米團治と杵屋勝七郎さん

I桂米團治と杵屋勝七郎さん

5月5日、12日放送 ゲスト:歴史作家で歴史評論家の関裕二さん

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昭和34年1959年、千葉県柏市生れの関さん。
仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ばれます。

独自の視点から古代史におけるさまざまな疑問を見出し、
これも独自の研究と考察で答えを導いてきました。
誰もが知る歴史上の人物やできごとの裏側、謎解き。
歴史好きとっては興味をひかれずにはいられない衝撃の著作の数々を
精力的に世に出されています。

平成3年1991年『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。以後著書多数。
武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。
歴史好きの米團治さんと古代歴史対談は大盛り上がりしました。

桂米團治と関裕二さん

桂米團治と関裕二さん

4月21日、28日放送 ゲスト:マリンバ奏者 通崎睦美(つうざき むつみ)さん

  • 投稿日:

京都市下京区ご出身。5歳よりマリンバを始め、同志社中学校では管弦楽部に入部。
この時に音楽家を志し、京都市立堀川高校音楽科を経て、
1992年京都市立芸術大学大学院音楽研究科を首席で修了。

マリンバのソリストとして活動中、2005年、木琴の巨匠・平岡養一氏が初演した『木琴協奏曲』を平岡氏の木琴で演奏したことがきっかけで、その木琴と約600点にのぼる楽譜やマレットを譲り受けました。
以後、演奏・執筆活動を通じ木琴の復権にも力を注いでいらっしゃいます。

一方で、600点の着物や帯を有するアンティーク着物コレクター、文筆家としても知られています。
海外での活動や音楽賞文化賞などの受賞歴も多数。演奏家としてだけでなく、様々な分野で活躍中です。

桂米團治とマリンバ奏者 通崎睦美さん

桂米團治とマリンバ奏者 通崎睦美さん

4月7日、14日放送 ゲスト:株式会社ATELIER SHIMURA代表 志村 昌司さん

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紬織の人間国宝・志村ふくみさんを祖母に、その娘で染織家の志村洋子さんを母に
京都にお生まれになりました。
京都大学法学研究科博士課程修了。京都大学助手、英国ウォーリック大学客員研究員を歴任。
大学院では、20世紀の哲学者カール・ポパーを研究されました。

祖母、母とともに、二人の芸術精神を継承し、後進の指導を目的に
2013年芸術学校アルスシムラを設立。
2016年には染織ブランド・アトリエシムラを設立し、着物などの制作に取り組んでおられます。

この度、志村ふくみさんが衣装を手掛けた能舞台「沖宮」が新たに公演されることとなり
新作能『沖宮』公演実行委員会」を立ち上げられました。クラウドファウンディングでは
想定以上の支援が集まり、予定通り公演遂行の運びとなりました。
色彩の妙、自然との調和、芸術との接点など日本の文化に関わる深いお話をお聞かせいただきました。

桂米團治と株式会社ATELIER SHIMURA代表 志村 昌司さん

桂米團治と株式会社ATELIER SHIMURA代表 志村 昌司さん