2018年5月アーカイブ

5月30日放送 ゲスト:ソプラノ歌手 四方典子さん

  • 投稿日:

オペラと落語。この二つを合体させた「おぺらくご」を確立したのが、われらが桂米團治です。
5年目の公演を迎える今年、米團治が挑むのはモーツアルト最後のオペラ「魔笛」。
ソリストとして「おぺらくご」に出演される四方典子(よものりこ)さんをゲストにお迎えしました。
四方さんはご両親の影響で子どもの頃から地元の合唱団に入団。
本格的に声楽を学ぶため同志社女子大学 学芸学部音楽学科へ進学されます。
プロになるか、まだあいまいだった学生時代。ところが在学中に運命の出会いがありました。
オペラ「ラ・ボエーム」を見て大感激。
「私はこの世界で生きていく!」と大決心。以後ソプラノ歌手としてご活躍されています。

四方典子さん

四方典子さん

5月16日・23日放送 ゲスト:国友銃砲火薬店煙火部 上野昌紀さん

  • 投稿日:

始まりは戦国時代。現在の滋賀県長浜市國友に興った鉄砲鍛冶集団。
織田信長によって開かれた新しい戦に鉄砲は欠かせない武器となりました。
しかし、江戸時代、平和な時代になると鉄砲は無用の長物に。
鉄砲鍛冶たちは金工彫刻や花火などに活路を見出していきました。

そして...明治時代、この國友鉄砲衆の伝統を受け継ぐ國友藤九郎が上洛し國友銃砲火薬店を創業。
火薬を操る伝統の継承とともに、コンピュータ等の最新技術を駆使した演出など伝統的な風物詩であった花火を、新たなアミューズメントに生まれ変わらせました。5月30日に行われた「京都芸術花火2018」は24500人もの観客のもと華やかに京都の夜空を彩りました。


上野昌紀さん

上野昌紀さん

5月2日・9日放送 ゲスト:寄席三味線奏者 浅野美希さん

  • 投稿日:

浅野さん、実家は大江町。看護師として働いていらしゃいました。
が、寄席のお囃子(はやし)さんに転職されます。
こよなく古典芸能を愛し、長唄の三味線を習っていた美希さんは寄席三味線に出会いすっかり魅せられてしまわれたから。

2003年、二代目桂枝雀夫人で囃子方のかつら枝代(しよ)さんに弟子入り。
2005年には医療現場との二足のわらじを断念し、芸の道一本でいくことを決意。
お囃子さんを育てよう、そんな落語家さんたちの応援もあり、今では各地の寄席で舞台を盛り上げる、上方寄席になくてはならないお囃子さんでいらっしゃいます。

浅野美希さん
浅野美希さん

浅野美希さん