ウールの格付け人で羊マニアの本出ますみさん。
スピナッツ出版の代表でもいらっしゃいます。
始まりは、1983年、インドへ行く途中に立ち寄ったオーストラリアで見た毛刈りをしたばかりの輝くような羊毛でした。
一頭の羊から糸を紡いでいく。
それは本出さんにとって夢を紡ぐ行為に思えました。
翌年京都で原毛のお店をはじめ、次の年には「情報誌スピナッツ」を創刊。
1991年にはニュージーランドでウールクラッサーの資格を取得しました。
スピナッツとは紡ぎと夢中になるという意味の言葉を合わせた造語です。
羊は肉や乳、羊毛、糞にいたるまで無駄にすることがないといいます。
そんな羊に魅せられた本出さんの羊のお話しをたっりとお聞きしました。
またスペシャルなゲストにも飛び入りしていただきました。
2019年11月アーカイブ
11月6日・13日放送 ゲスト:大本山 石山寺 塔頭寺院法輪院 鷲尾龍華住職
天平19年、西暦747年に聖武天皇の勅願によって良弁僧正が創建したとされる石山寺。
紫式部が源氏物語の構想を練った寺としても知られています。朝廷の信頼も篤かった石山寺は、現生の願いをかなえてくれる霊験あらたかな観音の寺として多くの人々に知られるようになりました。以来1200年以上もの時を経てなお、多くの人々の信仰を集めています。
その塔頭寺院の一つ法輪院は、東大門をくぐったすぐ左手にあります。豊かな緑をたたえ、静かにたたずむ寺院は、普段は非公開。この石山寺の塔頭寺院法輪院から若い鷲尾龍華(りゅうげ)住職をお招きし、お寺の歴史や貴重な寺宝のお話をおうかがいしました。紅葉の秋、お話にあった夜のライトアップもお楽しみください!
https://www.ishiyamadera.or.jp/