「ベートーヴェン生誕250年記念 井手章夫指揮者活動70周年記念演奏会」が今年1月9日、京都コンサートホールで行われました。
指揮を勤められたゲストの井手章夫さんは92歳。米團治さんの奥様の伯父様というご関係。御身内の通夜のおりに、井手さんが大のベートーヴェン好きで、演奏会などでは指揮者としてタクトを振っておられることを聞かれたことから今回の演奏会に至ったそうです。
溌剌とした話し口調で音楽への熱い思いをお話いただきました。
2019年12月アーカイブ
12月4日・11日放送 ゲスト:福田美術館 副館長の竹本理子さん
江戸中期に活躍した、京都ゆかりの絵師伊藤若冲。
生家が商う野菜や庭で飼う鶏など身近なものをつぶさに観察し描くことで独自の画風を拓いていきました。
そんな若冲の最初期の作品が新たに発見されました。
関西地方の旧家に残されていたものだそうで、鑑定された福田美術館が真筆と発表。
ここから必死の努力をして若冲独自の境地へと向かっていったその出発点となる作品です。
若冲、応挙など京都画壇で一時代を築いた絵師たちの作品を中心に約1500点をコレクション。
今回は福田美術館から副館長の竹本理子さんをお招きし、楽しくお話をお聞きしました。