京都に都が置かれるはるか前から
ここには人々の営みがありました。
都が開かれ、人口が増え都市機能をもつようになり
王朝文化が花開きました。
貴族たちは贅を凝らした工芸品や調度を愛し
町衆はたくましく独自の信仰や文化を育ててゆきました。
発掘される貴重な埋蔵文化財が教えてくれること。
それは過去からのメッセージ。
現在、私たちが暮らす京都はどのように形づくられてきたのか。
私たちが知らないはるか昔の京都の姿をたっぷりお聞きしました。
どこか噺家さんのような山本さんの口調に引き込まれます。
兵庫県生まれ。幼少より落語に興味を持っていた文之助さんは
1975年3月、二代目桂枝雀に入門、
南光、雀三郎に次ぐ三番弟子雀松となりました。
その名は大師匠、桂米朝によるものでした。
2013年10月6日に大名跡三代目桂文之助を襲名されます。
古典落語に新作落語、英語落語などを幅広くこなし、
受賞は国立演芸場花形演芸会銀賞、大阪舞台芸術奨励賞、
文化庁芸術祭賞優秀受賞ほか多数受賞されています。
2003年3月には気象予報士の国家試験に見事合格。
噺家初の気象予報士としてお天気をわかりやすく解説したりもされ
番組でも色々と気象のお話をしていただきました。
同門の米團治と落語に魅せられたエピソードなどで盛り上がり
「京都にも落語の小屋を復活させたい!」と盛上がりました。