京都に根付く大蔵流茂山家 二世千之丞の長男として誕生。
父および祖父三世茂山千作に師事し、3歳で狂言「以呂波」のシテにて初舞台を踏まれました。
父 千之丞のパイオニア精神を受け継ぎ、1981年に欧米の現代劇と日本の古典芸能を融合した
「NOHO(能法)劇団」をジョナ・サルズと共に主宰。
ベケットの不条理演劇、英語による海外公演も数多くこなし、国境も言葉もジャンルも飛び越えたワールドワイドな演劇活動を展開されています。
さらには演出家としても関西歌劇団・関西二期会等のオペラ、新劇、能法劇団、新作狂言、
パフォーマンス、ファッションショーの企画・構成・演出など手掛ける「舞台マルチ人間」。
こちらも多才な米團治と、懐かしい話からこれからの話まで 盛り上がりました。
https://kyotokyogen.com/actor/shigeyama_akira/
イルマンさんは1974年生まれ。
トゥルーズ政治学院、国立東洋言語文化学院日本語科、ナント地方行政学院で学び経済、財務官僚として奉職。
2003年5月フランス・ドーヴィル市で開催されたG8財務相会議では在フランス日本国大使館と連携、
現地日本チーム編成に協力するなど、官僚時代から日本とのご縁もありました。
その後外交官となり、在日フランス大使館広報部参事官、
在フィジーフランス大使館 公使、フランス外務省本省アジアオセアニア局オセアニア課長を経て2019年9月 在京都フランス総領事として着任されました。
対談では日本の魅力、日本文化とフランス文化の違いや共通点について
また、コロナ渦で世界が苦しむこんな時代だからこそ、海外に目を向け
国際的な視野を持ってほしいという総領事の思いを語っていただきました。
美味しいワインの話でも盛り上がりました。