10代のころに米朝に弟子入り志願するものの断られ、いったんは料理の道に進みながらも
落語家への夢をあきらめきれず1988年、24歳のときに再度志願し、入門を果たされます。
米朝宅で住み込み修業をした最後の直弟子。端正な口調は米朝さんにそっくり。
米朝さんの芸を最も忠実に再現しているといわれます。
そんな宗助さんはこのたび、二代目桂八十八(やそはち)を襲名することになりました。
八十八は俳句をたしなんだ米朝さんの俳号。米の漢字を分解した名前です。
襲名を何度も固辞したという宗助さん。米朝さんからもらった宗助の名への思いや八十八を継ぐ決意。
兄弟弟子米團治との対談で、ここだけの思い出話やこれからの決意を、美空ひばりの物まねで歌声も交えて、
楽しくお話しいただきました。
2021年8月アーカイブ
8月4日、11日放送 ゲスト:NPO法人大文字保存会・長谷川綉二(はせがわしゅうじ)さん
京都の夏の終わりの風物詩、五山の送り火。
あの世に帰る先祖の霊を送る、京都の人々にとっては
欠かすことのできないお盆の行事です。
昨年はコロナ渦のもと、
密を避けるため五山それぞれ一部だけに火が灯されました。
様々な行事が中止になるなか、送り火だけはなんとか灯したい
そんな思いの表れでした。
代々にわたり火床を守り続けてきた人々の思いは?
現場にい続ける長谷川さんに思いのたけと、これからの送り火について
たっぷりとお話をうかがいました。