2021年9月アーカイブ

9月15日、22日放送 新内演奏家 重森三果(みか)さん

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新内演奏家 重森三果さんの祖父は昭和の時代、永遠のモダニズムを石に託した作庭家重森三玲。
三果さんは幼いころより母に連れられ歌舞伎や芝居の舞台に触れていました。
お稽古は小唄、三味線、お茶、お花、日本舞踊、書道、ピアノ...さまざまな芸ごとを学ばれます。
中でも三果さんが心惹かれたのが新内でした。小学生で新内のとりこになった三果さん。
異ジャンルとの共演、映画出演、お座敷唄など精進を続け2012年に新内研進派家元新内志賀を襲名されました。

時代の共感を得ながら新内をしっかりと伝え、つないでいこうと新作の創作、公演活動など意欲的に活動されています。
実際にお三味線をご持参いただき、ひき語っていただきました。憂いのある語りの芸術に誘われました。
演奏会などチェックして是非生の舞台をご覧ください!

新内演奏家 重森三果(みか)さん

新内演奏家 重森三果(みか)さん

9月1日、8日放送 ゲスト:京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

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両親ともが京繍職人の家に長女として誕生されました。
当然幼い頃から家業を継ぐことが前提でした。
長じて父の名を継ぎ、伝統工芸士となられます。

様々な柄や模様を刺繍で表現する技、京繍。
着物の本場京都、西陣で盛んでした。
2000種類もある色糸を自分でより合わせ色を作るため
それぞれの職人の色彩感覚よって異なる表情が生み出されます。
それは華やかであると同時に、美しく目立たず傷みを修復するという実用的な面も。
布に向かうだけでなく、バンド活動や水泳もたしなむという後藤さん。
自分の子どもには決して次いでほしいと言わなかったという後藤さんに
京都の伝統工芸を担う想いをお聞きしました。当日は数々の作品を持って来て下さいました。
額に収められた猫や金魚は今にも動き出しそうなほど繊細に表現されていました。
2週目は嫁がれたお嬢様にも飛び入りでご出演いただきました。

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)

京繍の伝統工芸士 中村黙堂(もくどう)。(後藤美鈴さん)